G7サミットおよびベトナムの参加に関する基本情報


G7は、イギリス、アメリカ、日本、フランス、カナダ、イタリアの先進７カ国の連合であり、世界の構造とガバナンスの形成と強化において重要な役割を果たしている。




【Infographics１枚目】

先進7か国グループ（G7）およびベトナムの参加に関する基本情報


設立：1976年

G7：アメリカ　イギリス　フランス　カナダ　ドイツ　イタリア　日本

全世界のGDPの「約30％」 　 世界総人口の「10％」


協力の枠組み

■G7主要国首脳会議（G7サミット）
・毎年開催される国や政府のトップ級の会合で、議長国（輪番制）によって主催される
・財政、成長、テクノロジー、グリーン成長、世界各地のホットスポットや紛争などの経済、政治、社会に関するグローバルな問題の意見交換、推進、解決にフォーカス

■G7サミット拡大会合（アウトリーチ会合）　　
・G7サミットの枠組みの中で、招待国・国際機関が参加して開催される
・2000年に初めて開催され、最初の招待国は南アフリカだった
・発展途上国の参加と貢献を強力に推進し、様々なグローバルな課題の解決におけるG7と発展途上国とのパートナーシップ関係を強力に推進する
・財務大臣、外務大臣、中央銀行総裁などによる年次会合も開催される
　
　

G7サミット拡大会合（アウトリーチ会合）におけるベトナムの参加


日程、場所　　　　　　　　　　　　　　　　　　 出席した指導者

2016年5月
日本、三重県、伊勢志摩　　　　　　　　　　グエン・スアン・フック首相

2018年6月
カナダ、ケベック州　　　　　　　　　　　　グエン・スアン・フック首相

2023年5月
日本、広島県　　　　　　　　　　　　　　　ファム・ミン・チン首相


出典：ベトナム外務省




【Infographics２枚目】

G7主要国首脳会議（G7サミット）拡大会合（アウトリーチ会合）に関する情報


G7サミット拡大会合（アウトリーチ会合）


日程　2023年5月20～21日

先進7か国グループ（G7）：
アメリカ　イギリス　フランス　カナダ　ドイツ　イタリア　日本

招待国
・８カ国の高級指導者
（７カ国は直接参加、１カ国はオンラインでの参加）
ベトナム　韓国　インド　インドネシア
ブラジル　コモロ　クック諸島　ウクライナ（オンライン）
【訳注：ウクライナの「オンライン参加」は報道時のもの】

・6つの国際機関
国際連合（UN）　欧州連合（EU）　世界銀行（WB）
国際通貨基金（IMF）　経済協力開発機構（OECD）　アジア開発銀行（ADB）

3つの討論セッション
・複合的危機への連携した対応
・持続可能な惑星（地球）に向けた共通の努力
【訳注：日本の外務省は、「惑星（地球）」ではなく、「世界」】
・平和で安定し、繁栄した世界に向けて

採択予定
・強靭なグローバル食糧安全保障に関する広島行動声明


出典：ベトナム外務省




G7主要国首脳会議（G7サミット）は、毎年開催される国や政府のトップ級の会合で、議長国（輪番制）によって主催される。

G7サミット拡大会合（アウトリーチ会合）は、G7サミットの枠組みの中で行われ、発展途上国の参加と貢献を強力に推進し、様々なグローバルな課題の解決におけるG7と発展途上国とのパートナーシップ関係の強化を目指すものである。

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（ 翻訳者:笠井小雪 ）
（ 記事ID:6749 )