ベトナムと日本の広範な戦略的パートナーシップ関係
2023年05月19日付 VietnamPlus 紙
ベトナムと日本の広範な戦略的パートナーシップ関係
日本は、ベトナムの最大のODA供与国、第2位の労働協力パートナー国、第3位の投資国、第3位の観光パートナー国、第4位の貿易相手国である。
ベトナムと日本の広範な戦略的パートナーシップ関係
1973年9月21日
外交関係樹立
2023年5月19-21日
ファン・ミン・チン首相、日本での主要国首脳会議(G7サミット)拡大会合(アウトリーチ会合)に参加、外交活動を行った
2023年
両国、外交関係樹立50年記念
1973-2009年
1997年3月
・ベトナム、大阪に総領事館を開設
2002年
・「信頼・長期的安定のパートナーシップ」関係構築
2006年
・「アジアの平和と繁栄のための戦略的パートナーシップ関係に向けて」に関する共同声明調印
2007年
・「越日関係のさらなる深化」および「戦略的パートナーシップ関係に向けた協力プログラム」に関する共同声明調印
2009年
・戦略的パートナーシップ関係構築
・ベトナム、福岡に総領事館を開設
2010-2019年
2010年
・「アジアの平和と繁栄のための戦略的パートナーシップ関係の全面的な発展」に関する共同声明調印
2011年
・ベトナムと日本のアジアにおける平和と繁栄のための戦略的パートナーシップ関係の枠組における行動の展開に関する共同声明調印
・日本、ベトナムの市場経済国地位を認定
2014年
・アジアにおける平和と繁栄のための広範な戦略的パートナーシップ関係構築に関する共同宣言調印
2015年
・「越日関係に関する共同ビジョン」に関する声明調印
2020-2022年
2020-2021年
・日本、ベトナムの新型コロナウイルス感染症対策を支援
-援助:40億円超(設備の供与、技術支援)
-無償援助:740万回超分のワクチン
2021年11月
・ファン・ミン・チン首相、日本を公式訪問
・両国、多分野での協力文書50件以上に署名
2022年1月
・日本、ダナンに総領事館を開設
2022年4月30日-5月1日
・日本の岸田文雄首相、ベトナムを公式訪問、両国間の22件の協力文書の交換に立ち会う
貿易
ベトナムの輸出(原文の図表中の単位は10億ドル、赤色)
ベトナムの輸入(原文の図表中の単位は10億ドル、緑色)
2011年 輸出:110億9000万ドル 輸入:104億ドル
2012年 輸出:130億6000万ドル 輸入:116億ドル
2013年 輸出:135億4000万ドル 輸入:115億1600万ドル
2014年 輸出:146億7000万ドル 輸入:128億6000万ドル
2015年 輸出:141億ドル 輸入:142億2000万ドル
2016年 輸出:146億7000万ドル 輸入:150億9000万ドル
2017年 輸出:167億9000万ドル 輸入:169億1000万ドル
2018年 輸出:188億3000万ドル 輸入:191億1000万ドル
2019年 輸出:203億3000万ドル 輸入:196億2000万ドル
2020年 輸出:192億8000万ドル 輸入:203億4000万ドル
2021年 輸出:201億3000万ドル 輸入:226億5000万ドル
2022年 輸出:242億5000万ドル 輸入:233億9000万ドル
2023年(4か月間) 輸出:73億3000万ドル 輸入:69億6000万ドル
投資
日本はベトナムに投資している143の国と地域の中で第3位
(2023年4月20日までで有効な案件の累計データ)
・695億ドル(登録資本総額)
・5072件
日本はベトナムにとって最大の融資(円借款)供与国
・2020会計年度末時点の融資総額:2兆8128億円(275億ドル、政府の調印済みの外国からの借入金総額の26%以上を占める)
在日ベトナム人コミュニティ:4万7600人超
在ベトナム日本人コミュニティ:約2万3000人
出典:TTXVN(国営ベトナム通信社)、外務省、税関総局、統計総局
日本の岸田文雄首相の招待により、ファム・ミン・チン首相をはじめとするベトナムの高級代表団は2023年5月19~21日、日本で開催の主要国首脳会議(G7サミット)拡大会合(アウトリーチ会合)に出席し、外交活動を行った。
近年、ベトナムと日本の関係は急速に発展している。
日本は、ベトナム共産党書記長の訪問を受け入れた最初のG7国(1995年)であり、ベトナムと戦略的パートナーシップ関係を構築した最初のG7国(2009年)であり、ベトナムの市場経済国地位を認定した最初のG7国(2011年)であり、ベトナムをG7サミット拡大会合(アウトリーチ会合)に招待した最初のG7国(2016年5月)である。
日本は、ベトナムの最大のODA供与国、第2位の労働協力パートナー国、第3位の投資国、第3位の観光パートナー国、そして、第4位の貿易相手国である。
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( 翻訳者:山口凜夏 )
( 記事ID:6750 )