軍評議会との会談を危惧する必要がないことを兄弟同盟3組織が述べる
2023年12月12日付 その他 - エーヤワディー 紙

軍評議会との会談を危惧する必要がないことを兄弟同盟3組織が述べる

クーデターを起こした軍評議会と兄弟同盟3組織の間の会談に関して、人々に対し過度に危惧する必要はなく、共通目標を達成するまでやるべきことを全人民と手を携えて実行していくと兄弟同盟3組織が昨夜発表した。

兄弟同盟3組織は「軍評議会の抑圧の被害を代々受けたミャンマー国民全員が切望している政治目標に対し、我々はいかなる時も無視することはなく、また妥協もしないことを知らせる」と述べた。

兄弟同盟3組織と軍評議会代表団は中国政府の仲介で12月11日に中国で会談を行った。

その会談では、コーカン地域内の軍評議会と兄弟同盟メンバーであるミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)の間の一時停戦合意があるという情報も見られる。

兄弟同盟3組織に近しいある人物は、その会談はわずか10分ほどで終了し、いかなる合意も得られなかったとエーヤワディーに語った。

兄弟同盟3組織の発表によると、ヤカイン州ミンビャー郡で昨日の朝に戦闘が発生したほか、他の郡でも軍評議会が重火器で爆撃を行い、地元住民に対して嫌疑をかけて拘束していることが分かった。

シャン州北部のムセー、ナンカン、マントウン、クッカイン郡でも軍評議会とタアン(パラウン)民族解放軍(TNLA)との間で昨日から戦闘が続いていることを兄弟同盟が述べた。

「1027作戦」実施から47日間で軍評議会の拠点を大小280以上占拠することができ、シャン州北部地域の主要都市とミャンマーと中国国境の貿易都市をも兄弟同盟が占拠することができた。

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( 翻訳者:H.M )
( 記事ID:6810 )