シャン北部の戦争にワ軍も参加 兄弟同盟とともにホーパン市を占拠
2024年01月06日付 その他-ミャンマーナウ紙 紙

ミャンマーの少数民族武装軍の中で最大勢力を持つワ州連合軍(UWSA)は1027作戦以降、初めて軍事行動を開始し、兄弟同盟とミャンマー中国間の国境にあるホーパン市を占拠した。
ホーパン市は2008年の憲法によってできたワ自治管区の首都であり、軍評議会が支配していた地区に含まれる。ホーパンはコーカン軍(ミャンマー民族民主同盟軍MNDAA)が支配しているクンロン市から東に約11マイル離れており、チンシュエホー市からは西に約9マイル離れている。
ホーパン市内の警察署と軍事拠点を昨日朝コーカン軍(MNDAA)が攻撃して占拠した後、ワ州連合軍(UWSA)も市内に入り、市を占拠したことが分かった。
ホーパン市の警察署、管理事務所、軍評議会の154歩兵大隊らはMNDAAと連合軍のもとに今朝5時頃投降したということが分かっている。
SNS上に拡散した動画にはUWSAワ州連合軍の旗がはためいており、武装した兵士を運ぶ軍用車両がホーパン市内へ入る様子が見られた。
ホーパン市内へUWSA部隊が入った際、MNDAA軍が道の両側で警備を行っている様子も動画に映っている。ホーパンでの戦闘に、同盟勢力と戦いに加わったとビルマ国民解放軍(BPLA)が発表した。
市内の状況の詳細はまだ明らかになっていない。ホーパン市を占拠した戦闘について、MNDAAとUWSAの報道官に対し本紙(ミャンマーナウ)は問い合わせ中である。
正式名称をワ州連合軍というUWSAは、最新鋭の兵器を装備した常勤兵士がおよそ30,000人いると軍事研究機関は推測している。
UWSAは、1027作戦開始時に中立主義を採用すると発表していた。

ニュース-ミンマウン/ミャンマーナウ
写真-EPA,BPLA

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:Y.A H.M )
( 記事ID:6823 )