バンコクに拠点を置く国連人口基金の地域事務所長がネーピードーを訪問、協力のために話し合うと国軍が発表
2023年12月20日付 その他-ミャンマーナウ紙 紙

来年、全国的な国勢調査を実施するべく検討している軍評議会は、国連人口基金(UNFPA)の責任者と会っていると、連日報道していたところ、昨日12月19日に、タイ、バンコク市に拠点を置くUNFPAの地域事務所長と会ったことがわかった。
軍評議会によれば、バンコク市に拠点を置くUNFPAのアジア・太平洋地域事務所のピオ・スミス(Pio Smith)所長とその一行、入国管理・人口省大臣ウー・ミンチャイン、外務大臣ウー・ルンウーが、ネーピードーで面会したとき、協力について話し合ったという。

今月 11日、UNFPAのミャンマー駐在代表ラマナサン・バラクリシュナン(Ramanathan Balakrishnan)と、入国管理省大臣がネーピードーで会談した際、国勢調査の実施において、あたかも UNFPAが可能な限り援助する計画をしているかのように軍評議会は報じた。今月、軍評議会の責任者らとのネーピードーでの2度目の会談に関してUNFPAは未だ何も発表していない。
UNFPAのミャンマー駐在代表は去る7月と8月にもネーピードーを訪問し、入国管理省大臣ウー・ミンチャインと会談した。
9月にミャンマー・ナウがインタビューした際には、クーデター軍の国勢調査は協力の対象には含まないことをUNFPAが答えた。

軍評議会は来年10月に国勢調査を実施すると発表している。全土で武力紛争が起こっているのにもかかわらず、あまねく全国で選挙を実施するとクーデターの首謀者ミンアウンフライン上級大将は数日前にも再び発言した。

写真-軍評議会
キャプション-12月19日に軍評議会外務副大臣とUNFPA地域事務所長がネーピードーで面会、クーデター副指導者がシャン州北部ラーショーで避難民を見舞う様子

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( 翻訳者:2年生有志② )
( 記事ID:6835 )