徴兵制の協力者はすぐにそれを止めるよう、ダダーウー国民防衛部隊が最後通告
2024年03月24日付 その他 - ミッズィマ 紙
マンダレー管区パテインジー郡で徴兵制のための調査をしている団体
マンダレー管区ダダーウー郡内において、軍評議会の徴兵制への協力者に対し協力をすぐに止めるよう、ダダーウー国民防衛部隊が最後通告をしたことがわかった。
「抽選、説得、動員を実際に行っていると私たちは知った。そこには、軍評議会が任命している地区長・村長、軍評議会支持者、密告者が含まれる。みんなをまとめているという情報が来ている。誰が何の業務をどのように行っているのかについて相当多くのことがわかっている。だから、私たちは声明を出している。この声明を意に介さない、国民を困らせることを継続するというなら、その人たちをそのままにしてはおけない。徹底的に処罰すると警告したい」とダダーウー郡国民防衛部隊の副担当者コー・レーフラインが本紙に語った。警告を3月21日付で配布し、従わない場合、家族に対しても危険が及ぶ可能性があるとも述べた。
「徴兵制に協力している人たちの家族というのも、皆、後ろについてくるようなものだ。言うならば彼らも軍評議会の思い通りに動いて協力している支持者と同じだ。彼らは、こうした支持者の家族であり、彼ら自身が軍評議会支持者でもあると私たちは見ている。国民を困らせることに加わっていないというなら危険も及ばない。彼ら自身がそこに加わっているという事情が正確にわかれば、彼らもそのままにしておくわけにはいかない」とも同氏は述べた。
軍評議会の徴兵制実現に協力しているマンダレー管区チャウセー県ダダーウー郡内の地区長、村長、支持者、CDM(市民的不服従運動)不参加者とその家族は、声明を発表した後に協力をすぐに停止することと、停止しない場合厳しく処罰することを、ダダーウー国民防衛部隊の責任者が注意と共に声明を発表した。
「ダダーウー国民防衛部隊として、国民を困らせている支持者についてどのように(問題を)解決しているのかというと、皆もすでに知っているので、先駆者が進んでいった道を見ていてくださいとだけ言いたい」とダダーウー国民防衛部隊の副責任者コー・レーフラインが述べた。
軍評議会が大急ぎで実現しようとしている徴兵制への協力によって、マンダレー管区内ダダーウー郡の学校教員1名とピューソーティ1名、ウンドゥイン郡の村長1名、マハーアウンミィエ区CDM不参加の学校教員1名、アマラプラ郡百戸長1名、合計5名が銃撃されて亡くなっている。
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( 翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(SA) )
( 記事ID:6855 )