マグウェ管区内では軍評議会が若者と男性をポーターとして連行するという状況が悪化してきており、多くの人々が逃げざるを得ない
2024年04月28日付 その他-キッティッメディア紙 紙
タニンダーリ管区で昨年、住民が軍に連行される様子(以前の写真)
タニンダーリ管区で昨年、住民が軍に連行される様子(以前の写真)

マグウェ管区内では軍が若者と男性をポーター(翻訳者注:戦闘の最前線で「人間の盾」として使われ、食糧や弾薬を運搬するための人)として連行するという状況が悪化してきていて、多くの人々がそれを避けて逃げなければならないことを、地域住民が本紙に語った。

4月27日、マグウェ管区ミョウティッ郡で男性と若者を軍が市の入り口に検問所を設けて逮捕していること、主に兵役のために逮捕しており、逮捕された人々の親や親類が状況を尋ねにやってくると、心配しないようにと言われて帰されることが分かった。

「ミョウティッ市の入り口の検問所では、昨日、通過していく男性と若者を全員逮捕している。若者と男性で合計60人が逮捕された。兵士を集めていると言っている」と地域住民の一人が語った。

同様に昨日4月27日午前8時、イェナンジャウン郡グウェーコン・ナッマウ道路でも多くの若者を軍が逮捕していることが分かった。

「昨日朝8時頃にイェナンジャウン郡グウェーコン・ナッマウ道路で若者4人を軍が逮捕した。車を停止させ、村から買い物に出た車に乗っていた若者らを引きずり降ろして逮捕した。両親も(何とかしようと)あちこち当たったがだめだった」と逮捕された若者の一人の両親が言った。

同じく4月27日マグウェ管区イェナンジャウン郡とナッマウ郡の間にある村々から一つの村につき若者2人を軍が連行しにきていることを地域住民らは語った。

「昨日イェナンジャウン郡とナッマウ郡の間にある村から、一村につき若者2人を軍が連行しに来た。逮捕され連行された若者らの両親もかなり心配している。兵士を集めているとも言った。問答無用で連行した。一つの村から2人ずつ連行され、彼らと両親は面会させず軍にすぐに入隊させられたことが分かった」と地域住民の一人が語った。

軍がそのように村内に入って逮捕と新規の兵士集めを行っているため、子どもや老人らをはじめとして家族ごと逃げなくてはならないことを地域住民が述べた。

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( 翻訳者:HK )
( 記事ID:6869 )