軍評議会が米の価格を設定し、調査を実施しているため、ヤンゴンにある一部のスーパーマーケットとショッピングモールにて米の販売をすべて中止
2024年06月25日付 その他-キッティッメディア紙 紙


ヤンゴンにある一部のスーパーマーケットとショッピングモールにて、軍評議会が米の価格を設定し、調査を行っていることにより、米が販売されないことがショッピングモールの従業員数名と客からわかった。

「一部のショッピングモールと一部のスーパーマーケットの米売り場には、もう米が全く置かれていない。油でさえ、落花生油のみ置いてある。それさえも、それらがなくなってしまったらもう陳列しないと言っていた」と、今日買い物へ出かけたとある主婦が語った。

本紙が、ヤンゴンにあるショッピングモールのもとに電話で問い合わせたところ、当局が米の販売に関する調査をすること、設定価格で米を販売すれば、それより高い価格で購入した米が(販売により)赤字になること、軍が私服で買い物客を装い、調査を実施し問題となるよう企んでいることなどにより、ヤンゴンにある一部のスーパーマーケットにおいて米の販売をすべて中止していると語った。

6月20日に軍評議会が米取扱業者および精米所経営者を緊急会議に招集した後、6月21日には米取扱業者と精米所経営者を逮捕し処罰すること、精米所、倉庫、卸売所を閉鎖したこと、その後、米の価格にも設定価格をつけ発表したこと、その設定価格より高い価格で販売した場合、逮捕・処罰すると脅したことが分かった。

軍評議会が米の価格を設定するにあたり、低品質米の最低価格を一袋24ピー(翻訳者注:1ピー約2.55リットル、米の場合は約2キロ)あたり70,000チャットから設定し、最高価格をシュエボー・ポーサンフムエ品種一袋あたり145,000チャットに設定したことが分かった。

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( 翻訳者:M.S. )
( 記事ID:6935 )