インドの刑務所に投獄されているミャンマー国民は刑務所当局との協議後ハンストを中止
2024年11月19日付 その他 - ミッズィマ 紙
ミャンマー国民が拘束されている刑務所
ミャンマー国民が拘束されている刑務所

パークィー

拘束者の家族によると、インド・マニプール州の刑務所にいるミャンマー国民は釈放のためのハンガーストライキを中止したという。
ストライキ9日目となった昨日(11月18日)、刑務所当局との協議後中止されたとわかった。
「『このように食事をしないでいるとあなたたちだけが損をするだろう。私たちはというと、最善を尽くした。もう一度責任者に連絡して話をしてやる』と刑務官が言ったので、彼らもストライキを中止した」と拘束者の家族が本紙に語った。
不法入国・不法滞在の罪で、マニプール州インパール市サジワ刑務所に逮捕・投獄されているミャンマー人移民労働者18人は、決まった刑期の後も引き続き拘留されており、11月10日からストライキを行った。
同氏によれば、投獄されているミャンマー国民らは刑期を終えたが、外国人であるために、出身国へ引き渡すという裁判所命令によって必要な手続きが完了すると釈放可能になると言われたことがわかったという。
インド側の必要な手続きは整っているが、在インド・ミャンマー大使館側で(ミャンマー)国籍証明の書類が必要であるため、まだ釈放されていないとわかった。
ストライキ参加者が、刑務所当局やインド政府当局の責任者の協力によりミャンマー大使館の責任者に連絡し、釈放を要請していくように準備しているということも、拘束者の家族は話した。
マニプール州刑務所内には、ミャンマー国民が150人以上拘束されており、その中には移民労働者50人と戦争避難民100人以上が含まれるとわかっている。
移民労働者は釈放のためミャンマーへの送還を求めているが、戦争避難民は本国への送還手配を拒否しており、国民統一政府(NUG)の保証のもとで解放地域に住むか、あるいはどこか他の州に移住したいと求めている。
インド当局は、5月と6月中に、マニプール州内で逮捕・拘束されていた人々のうち女性や子供を含む移民労働者77人をミャンマー側へ引き渡ししていた。

編集:アウンチョーピョー

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( 翻訳者:O.T )
( 記事ID:6997 )