ベトナムは、より広範な協力の推進に向け、ラオス、カンボジアと引き続き協議していく
2024年10月17日付 VietnamPlus 紙
【写真】ベトナム外務省ファム・トゥー・ハン報道官(写真:ベトナム通信社)
【写真】ベトナム外務省ファム・トゥー・ハン報道官(写真:ベトナム通信社)

ベトナムは、より広範な協力の推進に向け、ラオス、カンボジアと引き続き協議していく
Việt Nam sẽ tiếp tục tham vấn với Lào, Campuchia để thúc đẩy hợp tác sâu rộng


外務省報道官は、ベトナムがこれまでラオス、カンボジアと協議をしてきたこと、新時代の開発ニーズに合う広範かつ実質的な3か国間の協力の推進に向け、協議を続けていくことを明言した。



10月17日午後、外務省定例記者会見で、カンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯協力(CLV-DTA)からカンボジアが撤退することに対するベトナムの反応を尋ねた記者の質問に対する返答として、ファム・トゥー・ハン外務省報道官は、ベトナム・ラオス・カンボジアの3か国間の連帯、友好、および信頼関係は3か国にとって貴重な財産であると述べた。

ベトナム、ラオス、カンボジアは多数の協力システムを有しており、カンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯協力そのひとつである。

それぞれのシステムにはそれぞれの価値があり、3か国の友好的な協力関係や発展に貢献している。

ファム・トゥー・ハン氏は過去25年間において、カンボジア・ラオス・ベトナム開発三角地帯協力が伝統的な関係や経済、商業および人々の交流の推進に貢献し、国境地域や3国内の発展の差を埋め、人々の生活を改善することに寄与したことを強調した。

「ASEAN共同体のため、そして地域の平和や協力、発展のため、ベトナムはこれまでラオス、カンボジアと協議をしてきたし、新時代の開発ニーズに合う広範で実質的かつ効果的な3か国間協力の推進に向け、協議を続けていく」ことを外務省報道官は確認した。

会見ではまた、最近の朝鮮半島における緊張に対する外務省の声明についての記者からの質問への返答として、ファム・トゥー・ハン報道官は次のように述べた。「ベトナムは最近の朝鮮半島の状況に注目している。各当事者が抑制して緊張の高まりを避け、対話を持続し、互いの関心や利益、さらには地域や国際社会の共通利益も考慮に入れ、朝鮮半島や地域内、そして世界の平和と安定の維持に貢献することを願っている。」


【写真】ベトナム外務省ファム・トゥー・ハン報道官(写真:ベトナム通信社)

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( 翻訳者:大倉駆 )
( 記事ID:7070 )