軍評議会は籾米倉庫を登録していない場合取締ると述べた
2024年11月22日付 その他 - RFA Burmese 紙

エーヤーワディ管区ピャーポン郡にて、コンバインハーベスター(刈取脱穀機)で籾を脱穀している様子。2023年12月11日。(写真: RFA)
米重量25トン以上もしくは籾米2500バスケット(翻訳者注:乾燥した籾米の場合1バスケットは約20.9kg)以上を貯蔵可能な籾米倉庫を所有する者は登録が必要であり、未登録の場合は取締ると軍評議会の情報省が11月22日に発表した。
国内での米の充足、国外への体系的な輸出、米市場と価格の安定のため、登録してもらわなければならないと軍評議会が述べた。
軍評議会は「籾米倉庫の登録申請に関する通知」を発表しており、通知を出した時点から2ヶ月が経過しても通知を遵守していない場合、倉庫営業許可を取り消すところまで取締ると述べた。この通知を10月24日から出してあるとも述べた。
このような措置をとるようになってきたのは、軍評議会が米市場をコントロールするため様々な方法で規制を強めてきたからだと米業者らが話した。
経済アナリストは、大量の米を保管しておいて米相場を操作するような状況が発生するため、現在のように(登録を)実施するようになったと話した。
「得られる限りすべての米を保管しておくようなことだ。(だから)市場では米が消えてしまったのだ。本当に米業者団体の手元にはなくなった。外部に行ったんだ。そういうことが今後起こるから通知が発表されたのだと思う。」
6月にはミャンマー米連盟(MRF)会長のウー・イェーミンアウンと副会長ウー・ルーモーミィンマウンを含むバゴー管区とエーヤーワディ管区の精米所オーナー10人以上が逮捕され取り調べを受けた後、9か所以上の精米所と一部の米小売店が営業を停止させられた。
8月中にも国内で米価が高騰していることについて全国の米取引業者58人、ショッピングセンターと商店53か所の責任者らを軍評議会が逮捕し取り調べ、その中の11人が起訴された。
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( 翻訳者:H.T )
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