NUGが軍評議会の犯罪行為を黙認しないようASEANに勧告
2025年04月29日付 その他 - タンルインタイムズ 紙


現在、軍トップと軍評議会がミャンマー国民に対し行使している暴力行為をASEANが黙認しないことが重要であると国民統一政府NUG大統領ウ・チョーゾー報道官が述べた。

ASEANが軍評議会の暴力行為を黙認するならば、ミャンマーの安定化に向けた行動計画への効果的支援は不可能だと4月29日に放送された国内外向けのニュース番組で発言した。

同氏は、大地震関連の救援活動の実施を可能にするために軍評議会が表明した戦闘停止は、軍のトップがBIMSTEC会議への出席を前に聞こえの良いことを言うために発表したものだと批判した。

同時に、罪のない民間人に対する空からの攻撃は継続して繰り返されてており、地震の被害に遭って苦しんでいる国民への容赦ない犯罪行為が見られると続けた。

NUGの人権省の記録文書によると、地震発生時から4月25日までの間にネーピードーとヤンゴンを除く地域で軍評議会の空爆によって242人が死亡し、400人近くが負傷した。

この攻撃については、地震による甚大な被害を受けたザガイン管区で空爆が52件あり、死者80人、負傷者121人と最も多かった。

同様に、マンダレー管区でも空爆が48件あり、死者57人、負傷者97人と2番目多かったとNUGの人権省のデータが示している。

このように民間人に対する犯罪行為を諸外国、地域内と近隣諸国は、自然災害を利用する軍評議会の行為を油断なく監視するように同氏は促す。

ASEAN議長国マレーシアの首相は地震によって困難に陥っている全て人々への支援を妨害しないよう軍トップに述べ、国民統一政府NUG首相とも会談し協議した。

同氏は、このNUGとの会談について、国民が望む連邦制民主主義に基づく連邦国家の建設を目指す、包括的地域会合の実現に向けた意義あるステップだとみなすと述べた。

また、さらなる有益な首脳会議の実現を期待しており、NUGと同盟関係にあるK3Cとの共同声明で表明された6項目を原則とした真の会合が実現するものと期待しているとウー・チョー・ゾー氏は言う。

ミャンマーが窮状を脱するための解決策が軍集団ではないのは明らかであり、ASEANがNUGを含む抵抗勢力と正式に接触し、政治的解決策を模索することだけが持続可能な安定をもたらしうる唯一の方法だと述べた。

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( 翻訳者:A.I )
( 記事ID:7106 )