ラカイン州首相、セータマージーIDPキャンプの火災現場の後処理状況と仮設テント設置状況を視察
2025年05月05日付 国営新聞(チェーモン) 紙


シットゥエ 5月4日

ラカイン州首相ウ・テインリンは州閣僚、シットゥエ軍施設地区の軍高官、省庁関係者、責任者らとともに本日朝方からシットゥエ郡国内避難民キャンプ(IDP)での火災現場の後処理状況と仮設テント設置状況を視察した。

 視察
最初に、州首相一行はシットゥエ郡セータマージーIDPキャンプでの火災現場の後処理状況を視察し、必要なことを責任者らと協議調整した。
 その後、州首相一行は火災の被害を受けた住民に対し、管轄地域の国軍医療グループと国民保健局の州局長のドクター・チールイン率いる医者や看護師が、医療活動を実施している様子を視察し、必要なことを責任者らと協議調整した。
 引き続き、火災の被害を受けた住民への飲料水配布状況と州保健局の職員による浄水剤の配布状況を視察した。
 その後、州首相とその一行は、火災の被害を受けた住民のために管轄地域の国軍兵士、警察官、関連省庁との合同組織と赤十字職員が仮設テントを設置している状況を視察し、州首相が雨よけのテントを規則正しく配置するように、また火災の被害を受けた住民のために清潔な水の確保、清潔なトイレの使用、適切な調理場の使用を可能になるような準備をするよう指示した。
 シットゥエ郡セータマージーIDPキャンプでは、5月2日朝4時15分に火事が発生したことで一棟あたり10部屋の住宅18棟が火災で損傷を受け、180世帯1260人が被災したため、社会福祉救済復興省が火災の被害を受けた180世帯1260人分のお米代630万チャット、1,938万2,040チャット相当の救助物資16種入りの箱180箱、ラカイン州政府のASEAN Family tent 180張と水用プラスチック容器180個を提供してきており、一時的な生活のために必要なことを州政府が引き続き支援している。
 シットゥエ郡では3月1日にもカウンドウッカー村落区カウンドウッカー第2IDPキャンプでも火災が発生し、社会福祉救済復興省とラカイン州政府は米購入代、支援物資、臨時の生活のための準備を実施していることと、火災の被害を受けた長屋の再建に向けて国家自然災害管理基金から29億7203万1千チャットを拠出する計画をしていることがわかった。

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( 翻訳者:I.A )
( 記事ID:7110 )