ドー・アウンサンスーチーの誕生日に際して、同氏を含む全ての囚人の釈放を祈るようにNLDが要請
2025年06月10日付 その他 - People’s Spring 紙

6月19日で80歳を迎えるドー・アウンサンスーチーは、その人生においてミャンマーの民主主義と人権のための闘いに加わり、軍独裁者らが恨みを抱き投獄したことにより、20年ほど監禁されてきた。写真AFP
国民の指導者であるドー・アウンサンスーチーの誕生日に同氏を含むすべての政治犯の釈放を祈るようにという要請を国民民主連盟(NLD)が発表した。
NLD議長であり、国家顧問のドー・アウンサンスーチー80歳の誕生日である6月19日午前8時に、各個人の住宅もしくは出先でそれぞれ信仰に従った慣習の通りにドー・アウンサンスーチーと政治犯らの釈放を願い、祈ることを8分間行うようにNLD生誕祭委員会が要請した。
また、ドー・アウンサンスーチーの次男キム(ビルマ名)ウー・ テイン リンが主催する誕生日トークイベント “Happy Birthday SUU Video Challenge”に、NLD党員全員と国内外の国民もみな参加するように要請している。
ドー・アウンサンスーチーは我々のミャンマーに対して、民主主義と人権が十分に保障される真の連邦制が誕生するように政治的手法で精力的に奮闘してきたため、歴代の軍権力者からの不当な逮捕、投獄をされてきたということが明らかになった。
ドー・アウンサンスーチーは1989年7月20日から2010年11月13日までの間に15年4カ月ほど拘束され、ディベイン事件のような暗殺未遂事件にも何度も遭遇したとされている。
国民一体となった支持で、2015年の選挙で圧倒的な投票数で勝利し、2008年憲法の制限がある中で国民から高く支持され、国家を各方面から発展するよう遂行できたこと、国民が民主主義と人権の基本を自由に学び、実際に経験することができたことを明らかにしている。
そのため、2020年の総選挙で国民の全面的な支持を受け、選挙権を持つ国民の82%以上の得票率で再選されたにもかかわらず、軍事独裁政権の樹立を望むテロリスト軍指導者ミンアウンフラインが違法に権力を掌握し、選挙で勝利した政党指導者であるドー・アウンサンスーチーを不当に拘束してから本日で1,590日となることを通知している。
そのため、不当に投獄されている国民の指導者ドー・アウンサンスーチーの釈放を国家の将来にとって最も重要なことの一つとしてNLDは受け止めており、ドー・アウンサンスーチーを尊敬し愛する人々は、政治囚の釈放を祈ることと、ドー・アウンサンスーチーの息子ウー・テインリン氏が主導する誕生日トークイベントに参加するよう求めている。
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( 翻訳者:H.T, H.K, K.H )
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