日本共産党議長:ベトナムは全体として大きな進歩を遂げた(1)
2025年04月24日付 VietnamPlus 紙

【写真】ベトナム通信東京特派員によるインタビューに応える、志位和夫日本共産党中央委員会議長(ベトナム通信社)
日本共産党議長:ベトナムは全体として大きな進歩を遂げた(1)
Chủ tịch Đảng Cộng sản Nhật Bản: "Việt Nam có những tiến bộ to lớn về tổng thể”
日本共産党議長は、ベトナムの自主的かつ独立した対外政策及び全方位外交が、対内政策であるドイモイとともに、同国のこの50年間における発展を推進した原動力であると認めた。
【写真】ベトナム通信東京特派員によるインタビューに応える、志位和夫日本共産党中央委員会議長(ベトナム通信社)
「独立以降のこの五十年の歴史を顧みて、ベトナムが全体として大きな進歩を遂げたことを、私は喜ばしく思う。」
これは、志位和夫日本共産党中央委員会議長が、4月27日から29日までの石破茂首相のベトナム訪問に先立って行われた、ベトナム通信東京特派員によるインタビューの中で述べた評価である。
志位和夫氏によれば、ベトナムが世界に対して歩んできた道とは、自主独立、全方位外交の道だった。ベトナムは、独立と主権とを強固なものとした。
大国との関係において、ベトナムはいかなる国の側にも立つことはなかった。ベトナムは、すべての国と友人になる用意をし、あらゆる面において友好的な関係を築くという政策を常に維持してきた。
日本共産党議長は、ベトナムのこの全方位かつ独立的な対外政策に賛同の意を示した。
1986年以降、ベトナムはドイモイという新たな道に沿う形で発展を遂げた。日本共産党は、市場経済を発展させ、かつ社会主義という方針を定めるという選択肢は、合理的でありまた実現可能なものであると信じている。
志位和夫氏は、このドイモイ政策によって、ベトナムは貧困の大幅な減少、経済成長の実現など様々な成果を残したと評価した。国民の生活は全体として改善された。
このプロセスは著しく進展しており、ベトナムの国際的な地位も大きく向上したと言える。
志位氏はまた、完全に自主・独立した外交政策、全方位外交、そしてドイモイを中心とした内政の方針が、過去50年間にわたるベトナムの発展を促す原動力となってきたことを強調した。
(2)に続く
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( 翻訳者:中村樹 )
( 記事ID:7181 )