ヤンゴン市内の歴史的建造物4棟の修繕で歴史的建築意匠を損なわぬよう管理委員会を設置(9-29-3-1)

2013年07月28日付 The Voice 紙
ヤンゴン 7月26日
 ヤンゴン市内にある歴史的建造物4棟の内部修繕とホテルへの改築を許可する際に、元の歴史的意匠を損なわないようミャンマー投資委員会が管理委員会を設置するつもりである旨、投資・企業管理局の総局長であるウー・アウンナインウーが話した。
 チャウタダー郡区にある旧輸出入公社の4階建ての建物、パベーダン郡区にある旧ミャンマー石油ガス公社の3階建ての建物、3階建ての旧ホテル・観光省庁舎、および、旧第五貿易公社の4階建ての建物の内部修繕を行いホテルに改築するため、入札を募集していた。
 落札した会社が事業を始めてから、歴史研究の問題、建物の様式の問題、建築工学上の問題などについて管理委員会が監査すると、投資・企業管理局の総局長であるウー・アウンナインウーが説明した。
 たとえ上記の歴史的建造物の外観を傷つけずに内部のみ修繕したとしても、その本質を損なうおそれがあるし、またそれらの建造物は本来ホテルとして建てられたものではないため、修繕を行えば多少の損傷があるだろうと、ヤンゴン管区裁判所を個人所有にしてホテルへと改築することに反対している弁護士ネットワークの最高裁判所弁護士ウー・アウンテインが述べた。
 落札した企業はミャンマー投資委員会に事業報告書を提出しなければならず、上記の報告書を検討してから事業を許可する予定であり、事業を始めた際に管理委員会を設置するとウー・アウンナインウーが話した。
 上記の建造物改築事業の入札に参加した企業の選定を行うため、まず1事業につき3社ずつの企業を選定しておき、7月27日にミャンマー投資委員会の全委員と先に選ばれていた諸企業で会議を開催して最終的な決定が下される旨、また、7月29日に国営新聞を通じて結果が発表される旨、同氏が話した。


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翻訳者:酒徳 結
記事ID:242