ワールド・モニュメント財団（World Monuments Fund- WMF）は、10月8日、ヤンゴンの著名な市街地を2014年の「ワールド・モニュメント・ウォッチ」リストに指定する声明を発表した。
ヤンゴン市街地は、見守っていくべき都市の一つとして、世界に名の知れているイタリアのヴェネツィア、ひっそりとした香港の薄扶林村(Pokfulam)などとともに2014年「ワールド・モニュメント・ウォッチ」リストに加えられる旨をWMFが述べた。
ヤンゴンが、より一層現代的で輝かしい21世紀の街であってほしいと思うなら、他とは違う特徴があり現在まで残っている建築の技法を、万難を排して取り入れていくことが必要であると、ヤンゴン・ヘリテージ・トラスト(Yangon Heritage Trust- YHT)の設立者で会長のタンミンウー博士が述べた。