高齢なメッカ巡礼者は、飛行機では扉近くの座席へ

2013年09月20日付 Kompas 紙
パムカサン県知事に見送られる巡礼者一行(9月18日)。巡礼者には通常の携帯品の他にタバコ20箱の持参が認められている。
パムカサン県知事に見送られる巡礼者一行(9月18日)。巡礼者には通常の携帯品の他にタバコ20箱の持参が認められている。
東ジャワ州パムカサン県出身のメッカ巡礼団の中の高齢者は、特別なサービスを受けることになった。これらの便宜は、彼らがメッカとマディーナにおける巡礼を最適に行うことが出来るように提供される。

宗教省パムカサン県事務所のメッカ巡礼・ウムロ部門長のアブドゥル・ワフィ氏は、信者達の出発から帰国まで、高齢者は特別なケースとして、特別なサービスを受ける、と述べる。とりわけ医療サービスである。なぜなら、ハッジで巡礼するために鍵となるのは、健康状態だからである、とアブドゥル・ワフィ氏は述べる。

「高齢者の健康の管理をする医療チームを特別に準備した。加えて、巡礼団体の指導者の中には、高齢者自身の家族によって独自に支援される者もいる」とアブドゥル・ワフィ氏は述べる。

出発する時に、高齢な信者達は、乗降時に困らないよう、バスや飛行機のなかでも扉の近くに座ることができるだろう。

情報によると、メッカとマディーナで巡礼している間は、サウジアラビア政府が高齢者や障害者に特別なサービスと特別な場所を用意している、とワフィ氏は述べる。

高齢者以外に、身体障害者である巡礼者達もまた、ハッジの係員から特別なサービスを受けるだろう。今年のパムカサン県のメッカ巡礼団の総数は1,050人である。その中でも45人が高齢者に分類される。一方、身体障害者の人数については、宗教省パムカサン県事務所は、各メッカ巡礼団体からまだ資料を得ていない。

パムカサン県出身のメッカ巡礼団は、2組に分かれて出発することになっている。第1組は、フライト・グループ36および37として、2013年9月26日木曜日と9月27日金曜日に出発することになっている。一方、第2組は、10月7日月曜日にパムカサン県のアシュハダ・モスクの前から直接出発することになっている。巡礼者一行は、パムカサン県のアッマッド・シャフィ知事に見送られる予定である。

訳注:ウムロ=小巡礼(通常の巡礼に対して、巡礼月以外の期間に行うメッカ参詣)


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翻訳者:合地幸子
記事ID:382