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ヒット件数: 76件

首都ヌサンタラへの交通は高速道路に加えピニシ船での航海も可能に

   ヌサンタラ、 KOMPAS.com配信-    運輸省は海運長官を通して、首都ヌサンタラへの海上交通支援を準備している。この海上交通は人々の移動手段のためだけでなく、バリクパパン、サマリンダ、クタイ・カルタヌガラ県、そして首都ヌサンタラ近隣の地区の観光新興も目的としている。   そのため、首都ヌサンタラを訪れたい人は陸の国道や高速道路の他に、海上ルートを代替として通行することも可能である。   交通海運局長のハルタント氏は、ブディ・カリャ・スマディ運輸大臣の命とうきを受けて、当局は早急に会 全文をよむ

  • 2024-06-20
  • Kompas紙

1998年5月の悲劇を回顧。共に祈り、花を撒く「改革の歩み」参加者たち。

ジャカルタ、KOMPAS.com配信-      去る5月12日日曜、東ジャカルタ、チパヤンのポンドック・ランゴン公共墓地で、女性に対する暴力に反対する全国委員会実施の「改革の歩み」活動の参加者たちは、1998年5月の悲劇の歩みを謹んで辿った。   Kompas.comは同活動に参加する機会を得た。現地取材では、「改革の歩み」一行を乗せたバスが墓地に到着した際、全員が真剣な面持ちだった。   参加者たちは冷静な様子で話し、すでにテントと椅子が用意された芝生のエリアへ急ぎ足で向かった。   ちょう 全文をよむ

  • 2024-05-20
  • Kompas紙

バイクタクシーの運転手から大統領までがジャカルタの大気汚染の犠牲に

ジャカルタ、kompas.com 配信    ジャカルタ、ボゴール、デポック、タンゲラン、ブカシ(ジャボデタベクと総称される首都圏)の空気の質の悪さは、多くの人々に影響を与えている。      毎日路上で苦労し、汚れた空気を吸わされているのは庶民だけでなく、大統領のような国の高官さえもが首都圏の悪質な大気汚染の犠牲になっている。   .    サンディアガ・ウノ観光・創造経済大臣は、ジョコ・ウィドド大統領がジャボデタベクの大気汚染の影響でしばらくの間咳をしていたことを明らかにした。      同 全文をよむ

  • 2023-08-16
  • Kompas紙

西スマトラのポリテクニックの残酷さ: 日本に送り込まれた研修生は無給の労働者に

       ジャカルタ、kompas.com配信   西スマトラ州にあるポリテクニックは、人身売買の犯罪に関与していることが発覚した。そのポリテクニックは、学生たちを日本への研修生として言いくるめて送り出したが、彼らは現地でありえない労働時間を課せられる労働者となった。警察庁刑事総務局刑事犯罪捜査機関の所長であるブリギェン・ジュハンダニ・ラハルジョ・プロ氏は、日本に派遣された学生らはその実は労働者として働いていたと述べた。   ※Politeknik(科学技術のさまざまな分野で、職業および専門 全文をよむ

  • 2023-06-29
  • Kompas紙

ボロブドゥール寺院を「トゥドン」で訪れた僧侶の忘れられない思い出

      マゲラン、kompas.com配信   トゥドン(仏教僧が長距離を歩行して聖地を訪ねる修行)に参加した僧侶たちは去る6月1日、タイから中部ジャワ州マゲランにあるボロブドゥール寺院までの2,600キロを歩くという使命を果たし、4日に同寺院にて数千人の仏教徒とともにワイサック(仏教大祭・ウェーサーカ祭)を祝った。      現在、僧侶たちは全員それぞれの地域と国へと帰っている。タイとマレーシアの僧侶たちは6日、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港からそれぞれ帰国した。      チレボン 全文をよむ

  • 2023-06-07
  • Kompas紙

インドネシア、数十万人をメッカ巡礼へ

メッカ、kompas.com配信   インドネシアは、2023年のメッカ巡礼に向け、数十万人の巡礼者をメッカに送る準備を整えた。世界最大のムスリム人口を国民の大多数として抱える同国だが、そのメッカ巡礼者割り当て数は、、コロナ禍以前の数にまで回復した。サウジアラビアは当初、インドネシアの巡礼者割り当て数221,000人に同意していたが、その後8,000人を追加した。   「私は、インドネシアは既に準備万端であると考えており、我々は出発を待ち侘びている」とインドネシア宗教省のアルサッド・ヒダヤット巡 全文をよむ

  • 2023-05-29
  • Kompas紙

インドネシア・マレーシア産即席麺に発がん性物質 台湾で発見

   台北、kompas.com 配信    台湾・台北で販売されているインドネシア・マレーシア産の即席麺2製品が発がん性物質を含むことが明らかになった。      去る4月24日、2023年に首都台北で購入できる即席麺の検査結果を公表した際、台湾衛生福利部はこのことを発表した。      台湾衛生福利部は会見で、マレーシア産の「アー・ライ・ホワイト・カレー・ヌードル」とインドネシア産の「インドミー: ラサ・アヤム・スペシャル」の一部がリンパ腫と白血病に関わる化合物であるエチレンオキシドを含むこ 全文をよむ

  • 2023-04-26
  • Kompas紙

新たなオミクロン変異株は2,3週間後に感染拡大の予想、国民議会は断食明けの時期に感染への警戒を促す

JAKARTA, KOMPAS.com -    ジャカルタ、kompas.com 配信ー   国会第9特別委員会のメンバーである国民信託党のサレー・ダウライ氏は、新たなオミクロン変異株2例の感染を確認し、国民に対して新型コロナウイルスXBB1.16系統、別名「アークトゥルス」オミクロン変異株の国内での感染拡大への警戒を促した。   同氏は今年の断食明けに伴う人々の移動について懸念を示している。   「常に警戒を怠らないように国民に要請する。とりわけ断食明けが迫って、人々の外出が必ず急増するだろ 全文をよむ

  • 2023-04-19
  • Kompas紙

コロナの感染者が再び増加、帰省と断食明け休暇中の健康管理の徹底が求められる

   ジャカルタ、kompas.com配信   コロナウイルスの症例が再度増加していることをうけ、断食明け大祭期間での急速な感染拡大防止を目的としたコロナウイルス感染予防対策の強化が求められている。オーストラリア・グリフィス大学の疫学専門家ディッキー・ブディマン氏は「ウイルスが広まらないようにするためにも、感染防止対策というものは新しい習慣となってゆかなくてはならない」と語った。      最も簡単な感染防止対策は、混雑した場所ではマスクを着用すること。特に、密閉した場所にいる場合はそうすること 全文をよむ

  • 2023-04-18
  • Kompas紙

ショッピー・インドネシア社、従業員を解雇 その人数は?

ショッピー・インドネシア社、従業員を解雇 その人数は      Kompas.com配信   Eコマース大手のショッピー・インドネシア社は多くの従業員の解雇に踏み切ることを先ごろ明らかにした。 同社によると、これは国による経営効率向上の方策として行わざるを得なかったという。公式声明の中で同社は解雇の影響を受ける従業員の数を明示していない。      しかし、ブルームバーグ社の報道によるとショッピー・インドネシア社は従業員の約3パーセントを解雇する予定であるとされている。ブルームバーグ社の入手し 全文をよむ

  • 2023-01-05
  • Kompas紙

コロナ救急病棟となったアスリート会館、第6棟のみ稼働、入院患者は4人

ジャカルタ、Kompas.com配信ーインドネシア国家防災庁(BNPB)は現在に至るまで   ウィスマ・アトレット・コロナウイルス救急病院の1棟を稼働させている。   国家防災庁と新型コロナウイルス感染症対策本部のスハルヤント長官は、現在でも稼働しているのはウィスマ・アトレット・コロナウイルス救急病院の第六棟だと述べた。      スハルヤント長官によると、そこで治療を受けている患者がまだ4名いる。      アスリート会館コロナウイルス救急病院の稼働はインドネシア陸軍保健センターの責任であると 全文をよむ

  • 2022-12-28
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マフッドMD大臣、ナフダトゥール・ウラマ中央指導部とイスラーム教学者らと人権侵害解決を議論

スラバヤ、Kompas.com配信―       マフッドMD政治・法務・安全保障担当調整大臣は去る12月27日、東ジャワ州都スラバヤのスンナ派イスラーム寄宿舎でナフダトゥール・ウラマ中央指導部(PBNU)の議長とイスラーム教学者らと対談を行った。       裁判外の過去の重大な基本的人権の侵害解決チーム(PP HAM)と共に到着した同大臣は、1965年の基本的人権侵害の問題解決を議論した。   「政府は被害者の基本的人権を回復させるために直ちに迅速な行動が取られなければならないと考えている。 全文をよむ

  • 2022-12-28
  • Kompas紙

ジャカルタ上空で気象制御、飛行機から数トンの塩の苗を散布

ジャカルタ、kompas.com配信   ジャカルタ首都特別州政府は、ジャカルタ上空の雲に数トンの塩分を散布する予定だ。   これは、インドネシア空軍の第1飛行隊第2班、国家研究革新機構(BRIN)、国家災害対策庁(BNPB)と共に、気象制御技術(TMC)を用いて実施されるものである。   ジャカルタ首都特別州の国家災害対策庁の長官であるイスナワ・アジ氏は、何トンもの塩の苗を飛行機から手作業で散布すると述べた。      「カッサ(Cassa)飛行機は2.4トンの積載が可能で、コンスルの形状で散 全文をよむ

  • 2022-12-28
  • Kompas紙

チタヤム・ファッション・ウィークスタイルの動画作成により、パヤクンブ地区郡長解任

チタヤム・ファッション・ウィークスタイルの動画作成により、パヤクンブ地区郡長解任      パダン、kompas.com配信   西スマトラ州パヤクンブ市東パヤクンブのデウィ・ノヴィタ地区郡長は、自身のSNSアカウントにチタヤム・ファッション・ウィークスタイルのビデオコンテンツを作成してアップロードし、群長を解任された。      デウィ氏は、去る5月8日以降パヤクンブ・ティムール地区の郡長の地位から外され、自治警備隊の書記官に転属となった。   デウィ氏は、若者たちの創造性を刺激するためにビデ 全文をよむ

  • 2022-08-08
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チタヤム・ファッション・ウィーク: 庶民のたまり場、いまや富裕層に「乗っ取られ」

      ジャカルタ、Kompas.com配信      チタヤム・ファッション・ウィークは、中央ジャカルタのドゥク・アタス地区にある横断歩道で行われている「ファッションショー」である。   まるで、かの有名なパリ・ファッション・ウィークさながらに、モデルたちはユニークな衣装を身にまとい、体を揺らしながら道を横断する。   違いはといえば、チタヤム・ファッション・ウィークを賑わしたモデルたちが、ジャカルタの周辺地域であるデポック、チタヤム、ボジョングデ出身の若者たちだったという点である。   全文をよむ

  • 2022-08-08
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新型コロナウイルス感染症対策本部「新型コロナ陽性者数、直近3週間で31%増加」

ジャカルタ、Kompas.com配信-   新型コロナウイルス感染症対策本部のウィク報道官は、この3週間で新型コロナウイルスの陽性者数が31%増加したと述べた。      「週間感染者数のグラフを見ると、5月22日から571名増え、31%上昇した。週間感染者数は5月22日の1,814名から2,385名まで増加した」と今月8日、国家防災庁のYouTubeチャンネル上での会見で述べた。   同氏はまた、新型コロナウイルスの重症者数がこの4日間で10%増加したと述べた。   「これは、オミクロン波から 全文をよむ

  • 2022-06-09
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フォーミュラEジャカルタ2022を訪れた人々の寸評

      ジャカルタ、KOMPAS.com -配信   去る4月6日、北ジャカルタにあるジャカルタ国際E-Prixサーキット(JIEC)において、電気自動車レース「フォームラEジャカルタ2022」が開催された。      会場は朝からすでに観客でにぎわっていた。中には、初めて電気自動車レースを見に来た人もいるようであった。      「単なる観客であるが、非常に興味深い」上記レースを訪れたヤシェルとアネスは言う。         アネスによると、自身はもう長い間イベントを訪れていなかったので、 全文をよむ

  • 2022-06-09
  • Kompas紙

ムルドコ大統領首席補佐官「トリサクティ事件は非司法的手段による解決が理想」

ムルドコ大統領首席補佐官「トリサクティ事件は非司法的手段による解決が理想」      JAKARTA, KOMPAS.com   ムルドコ大統領首席補佐官(KSP)は、「1998年のトリサクティ事件(スハルト体制への抗議運動に参加した学生4人が治安部隊に銃殺された事件)は過去の重大な人権侵害の一例であり、非司法的な仕組みによって解決するのが理想だ」と述べた。この事件は、真実和解委員会(KKR)によって解決される。   インドネシア大統領府による去る5月18日の発表によれば、ムルドコ大統領首席補佐 全文をよむ

  • 2022-05-19
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レバラン休暇に伴う新型コロナウイルス感染急拡大防止のため、政府は帰省客に健康プロトコルの遵守を要請

   レバラン休暇に伴う新型コロナウイルス感染急拡大防止のため、政府は帰省客に健康プロトコルの遵守を要請         ジャカルタ、KOMPAS.com配信ーアイルランガ・ハルタルト経済担当調整大臣は、健康プロトコルを遵守し続けるべく2022年のレバラン(断食明けの大祭)帰省客に対して警鐘を鳴らした。      同大臣によると、これは2022年のレバラン休暇に伴う新型コロナウイルスの感染急拡大を警戒するためだ。      「我々は必ず警戒を怠ることなく、健康プロトコルを遵守し、マスクを身につけ 全文をよむ

  • 2022-04-18
  • Kompas紙

性暴力法案が可決、法成立に至るまでの紆余曲折

性暴力法案が可決、法成立に至るまでの紆余曲折      Kompas.com配信   国民議会(DPR)はついに性暴力法案(RUU TPKS)を可決し、法を成立させた。      性暴力法の可決は去る4月12日、2021-2022年度の第4会期中における第19回国民議会本会議で行われ、プアン・マハラニ国会議長によってその指揮がとられた。      その時、プアン・マハラニ国会議長は性暴力法案を法制に同意か否かを尋ねた。   「同意する」と会議の全参加者が答えた。その後プアン議長は槌を鳴らし、法律 全文をよむ

  • 2022-04-14
  • Kompas紙

スメル山の噴火の影響、ルマジャンの地方防災局:2970の家屋と13の公共施設が被害

KOMPAS.com配信-ルマジャン県の地方防災局(BPDB)は去る12月4日土曜、スメル山の噴火の結果2970の家屋が被害を受けたと述べた。   BPDPルマジャンの運輸、緊急配備部門の責任者であるワワン・ハディ・シスウォヨ氏は5日日曜の夜のアンタラ通信からの引用で、「今日の西部インドネシア時間17時の時点で、家屋の被害については全部で2970の家と、橋や教育機関、礼拝所といった13の公共施設までもが被害を受けた。」と述べた。   ワワン氏によると、少なくとも14人が死亡し、69人の住民が負傷 全文をよむ

  • 2021-12-06
  • Kompas紙

PCR検査の料金設定が27万5千ルピアもしくは30万ルピア以上である場合、これを行うべし

      KOMPAS.com配信      政府はRT-PCR検査費用の上限を定めた。新しい規制によると、ジャワ島からバリ島におけるPCR検査費用の上限は27万5千ルピア、その他の地域は30万ルピアとなる。それでも27万5千ルピアまたは30万ルピアを超える検査費用を設定する検査機関があった場合、どうするべきか。      保健省のアブドゥル・カディル保健サービス局長は、政府の設定した上限を超える検査費を確認した場合は、そのことを地元の保健所に報告できると述べた。「地元の保健所まで報告をもらえ 全文をよむ

  • 2021-10-28
  • Kompas紙

インドネシアの424万1千809人にのぼる陽性者、政府がPCR検査値下げを決定

インドネシアの4.241.809人に昇る陽性者、政府がPCR検査値下げを決定      写真説明:RT-PCR検査のためのサンプリングを行う医療従事者      ジャカルタ、kompas.com配信   インドネシアにおける去る10月27日までの1日あたりの新型コロナウイルスの新規感染者数は比較的少なかった。 27日の新型コロナウイルスの新たな陽性者は719人で、累計で424万1千809人となった。      そして、新型コロナウイルスの回復事例は944増加し、その合計は408万5千775人とな 全文をよむ

  • 2021-10-28
  • Kompas紙

新型コロナウイルスワクチン接種の最適化へ、接種に居住地は問わないと保健省指示

   ジャカルタ、kompas.com配信   インドネシア政府は1日当たり100万回のワクチン接種を目標に掲げ、ワクチン接種の促進を行うことを計画している。   そのため、保健省はワクチン接種サービス会場での活動と保健省直属技術サービスユニット最適化を通した、新型コロナウイルスワクチン接種促進に関する通達 HK.02.02/I/1669/2021 号を公表した。   上述の通達がなされたことを疾ぺい予防・抑制総局長代行のマキシ・レイン・ロンドヌウ氏は認めた。   「保健省より、上述の通達を是認 全文をよむ

  • 2021-06-26
  • Kompas紙

シャリア・インドネシア銀行、運営3ヶ月で「フォーブス」誌の世界で最も優れた銀行にランクイン

   ジャカルタ、KOMPAS.com配信   「フォーブス」誌は2021年度の世界で最もすっぐれた銀行リストを発表した。   シャリア・インドネシア銀行株式会社(BSI)はフォーブス誌の世界で最も優れた銀行のリストにランクインした国営銀行の一つとなった。      「フォーブス」誌のホームページによると、世界で最も優れた銀行の掲載は、信頼、内容と条件、顧客に対するサービス、デジタルサービス、金融上のアドバイスという5つの異なる評価基準に基づき、28カ国を代表する4万3千人以上の顧客に対して行わ 全文をよむ

  • 2021-05-30
  • Kompas紙

帰省目的と思われるコロナ患者を搬送した救急車、引き返しを要求される

      ルブクリンガウ、Kompass.com配信   ルブクリンガウから首都ジャカルタに向かっていた救急車が、南スマトラ州のオーガンイリルにあるカパルブトゥンとクラマサンを繋ぐ高速道路の交通規制後の出口にいた係官の要求により、ルブクリンガウに引き返すことになった。      これは議論の的となった。なぜなら、防護服を着た人物がコロナウイルス陽性患者を搬送するという理由で強引に通過しようとしていたからだ。   救急隊員によると、この患者は首都ジャカルタの病院に搬送される予定だったという。   全文をよむ

  • 2021-05-10
  • Kompas紙

インドネシアがシノバック製をワクチン候補に選ぶ理由

         ジャカルタ、kompas.com配信   ビオ・ファルマ社代表取締役のホネスティ・バシール氏は政府が中国のシノバック社製ワクチンを候補として選ぶ理由を説明した。      同氏によるとワクチンを選ぶにあたっては満たすべきいくつかの側面がある。その一つは安全面である。      「原則としてコロナウイルスワクチンを選ぶにあたってはいくつかの要件を満たす必要がある。すなわち、安全性、迅速性、さらに自助的使用の要件を満たしているということである」と、去る12月8日にホネスティ氏はオン 全文をよむ

  • 2020-12-08
  • Kompas紙

まるで「おとぎの国の話」ジョコ・マアルフ政権の1年目を全インドネシア学生評議会が批判

ジャカルタ、Kompas.com配信      全インドネシア学生評議会(BEM SI)の大勢の学生たちが、去る10月20日、中央ジャカルタのアルジュナ・ウィワハ(アルジュナ・ウィジャヤ)と馬の像の周辺エリアでデモを行った。      この演説において、BEM SI 調整役のレミー氏は、ジョコ・マアルフ正副大統領の政権下でのこの1年間のインドネシアはまるで「おとぎ話の国」のようだと述べた。      「国は統治に失敗した。ジョコ大統領(2期目)のこの1年間が、この国がおとぎ話の国のようであること 全文をよむ

  • 2020-10-22
  • Kompas紙

ハルモ二地区でデモ騒乱、群衆は警察と衝突し散り散りに

   ジャカルタ、KOMPAS.com 配信   去る10月8日に首都ジャカルタ中心部ハルモ二地区の交差点でデモの群衆と当局の衝突が勃発した。      大統領官邸地域へ近づくことを許されなかった学生労働者同盟と名乗るデモの群衆は警官隊と衝突した。      警察は群衆を散らすために催涙ガスを放った。それによって群衆はほうぼう逃げまどった。   当初、デモ参加者の代表者は中央ジャカルタ市警察署長を相手に交渉した。      デモ隊は大統領官邸の前で抗議活動を展開することの許可を求めたが、その要求 全文をよむ

  • 2020-10-08
  • Kompas紙

政府報道官:健康は義務で病気は選択の結果、運命ではなく

   ジャカルタ、kompas.com配信   新型コロナウイルス対応推進の対策委員会で政府スポークスマンを務めるアフマド・ユリアント報道官は、新型コロナウイルス感染防止対策に従うことは社会にとってすでに義務となったと述べた。      その結果、もし感染防止対策を守らずコロナウイルスに感染した人がいれば当然のことであると見なされる。      「病とは自らの選択の結果である、なぜなら健康は義務であるからということを我々は心に刻まなくてはならない」と、去る18日にジャカルタの国家防災庁でアフマド 全文をよむ

  • 2020-06-19
  • Kompas紙

インドネシア国内のコロナウイルス感染者数グラフが上昇、われわれには何ができるのか

   Kompas.com配信   インドネシアにおけるコロナウイルス感染者は増加し続けている。それどころか、そのグラフは上昇する一方だ。      6月17日新たに1,031人が感染し、インドネシアにおけるコロナウイルスの総感染者数は41,431人に上り、東南アジアで最多となった。   6月18日現在、さらに1,331人が新たに感染し、総感染者数は42,762人となった。      それどころか、本日の感染者数の増加は、インドネシアで初めて感染が確認されて以来最高値を記録した。   ジャカルタ 全文をよむ

  • 2020-06-19
  • Kompas紙

大規模社会制限の移行期における金曜礼拝の実施の問題について、最新のインドネシアウラマー評議会(MUI)の見解

   ジャカルタ、kompas.com 配信      インドネシア・ウラマー評議会は大規模社会制限の移行期における金曜大礼拝の実施に関する最新のファトワー(イスラム法に基づいて出される見解、勧告)を定めた。      インドネシア・ウラマー評議会ファトワー委員会アスロルン・ニアム書記官は上記のファトワーは金曜礼拝開催とムスリムの新型コロナウイルス感染症予防に関する2020年第31号ファトワーに基づいていると述べた。      アスロルン書記官は「新型コロナウイルスへの感染を防ぐために、信者は安 全文をよむ

  • 2020-06-06
  • Kompas紙

新型コロナウイルス最大の被害者:貧困層、低所得者、非正規労働者

   Kompas.com配信      中央統計庁(BPS)は去る6月1日、新型コロナウイルスの影響に関する社会人口調査報告書を発表した。      この調査結果は、パンデミックに直面する中で政策を立てるため、関係者に情報を提供する目的で開示された。      報告書では、新型コロナウイルスのパンデミックによって最も影響を受けている社会集団は、貧困層、低所得者、非正規労働者であると述べられている。      低所得者層の回答者のうち70 .53%が収入は減少したと回答したことがわかった。   全文をよむ

  • 2020-06-06
  • Kompas紙

ラマダン明けの帰省ができず、下宿先の屋上で礼拝する出稼ぎ労働者たち

kompas.com配信   去る5月24日の朝、中央ジャカルタ市パサールバルのガンクリンチと呼ばれる居住区域に住む出稼ぎ労働者らは、下宿先の屋上にて、ヒジュラ暦1441年のラマダン明けの祝日「イドル・フィトリ(イード)」の礼拝を行っていた。      この出稼ぎ労働者たちは、西ジャワ州、中部ジャワ州、スラウェシ、スマトラのように様々な地域から出稼ぎに来ている。彼らはジャカルタ首都特別州で様々な仕事に就いている。      既述の出稼ぎ労働者は、新型コロナウイルスのパンデミックと、ジャカルタ首都 全文をよむ

  • 2020-06-06
  • Kompas紙

「どうにでもなれインドネシア」医療従事者の皮肉 賑わい見せる市民

         kompas.com配信   #IndonesiaTerserah(#どうにでもなれインドネシア)を巡っての活発な議論がおさまる気配はない。それどころかツイッターでは、このハッシュタグがトレンド入りを果たしているのだ。      インドネシアにおける新型コロナウイルス対策への意識の低さに失望したネットユーザーの声が、このハッシュタグとともにタイムラインを埋め尽くしている。      去る5月15日に投稿された、ひとりの医療従事者が「どうにでもなれインドネシア」と書かれた紙を掲げ 全文をよむ

  • 2020-05-20
  • Kompas紙

国民協議会議長,感染防止対策を無視した新型コロナウイルスのチャリティーコンサートを謝罪

   kompas.com配信      バンバン・スサトヨ国民協議会議長は世間の注目を浴びるようになった新型コロナウイルス患者のためのチャリティーコンサートの開催に対して謝罪を行った。      世間はそのコンサートが「大規模な社会制限(PSBB)」による感染防止対策」を無視していると見なしている。      その批評は同議長が音楽グループ「ビンボー」をはじめとする何人かの有名人と共に舞台に立つ写真がソーシャルメディアで物議をかもしたところに端を発した。      その写真では、議長らは距離を 全文をよむ

  • 2020-05-20
  • Kompas紙

Covid-19からの回復患者が増加、海洋担当調整大臣「不毛のサハラ砂漠にあるオアシスのよう」

      ジャカルタ、kompas.com配信      ルフット・ビンサール・パンジャイタン海洋・投資担当調整大臣は、新型コロナウイルス感染者の回復率が前向きな兆候を示し始めたことに対し、喜びの意を示した。      「私たちが現在同時に経験しているようなパンデミックの危機の中での朗報は、荒涼としたサハラ砂漠の中にある清涼なオアシスのようである。日々上昇しているインドネシア国内の新型コロナウィルス感染者の回復率を見るのは、私にとってまさにそのようなことだ」と、同調整大臣は去る5月6日にFa 全文をよむ

  • 2020-05-07
  • Kompas紙

ジャカルタ州政府:現金給付の実施はそんな単純な話ではない

ジャカルタ、kompas.com配信   ジャカルタ首都特別州国民福祉補佐官のチャトゥール・ラスワント氏は、経済的に弱い立場にある住民への社会的支援の提供は食料援助にとどめると述べた。      社会的支援は無条件現金給付支援の形に変更されることはない。      同氏によると主な理由は全ての国民が銀行口座番号を持っていないことからだという。      「現金か物資か、どちらを配布するかについての論議はすでに展開していた。この援助を行うにあたり生じる問題は、すでにひとつの問題例が西ジャワで起こっ 全文をよむ

  • 2020-05-07
  • Kompas紙

大気汚染でCOVID-19感染者・死者増か ジャカルタ

   ジャカルタ、kompas.com配信   インドネシア大学のブディ・ハリャント教授(公衆衛生学)は、ジャカルタ周辺地域での大気汚染が新型コロナウイルス感染者およびその関連死者数の数を引き上げる一因であると推論している。      このことは、汚染された空気に長年さらされた市民が新型コロナウイルスに対し最もハイリスクな集団となったことによって推測される。      同教授は米ハーバード大学の研究により、現在のジャカルタと同程度の1立方メートルあたりのPM2.5濃度と新型コロナウイルスによる死 全文をよむ

  • 2020-05-01
  • Kompas紙

新型コロナウイルス感染症が伝染、2020年3月のジャカルタにおける埋葬件数2010年以来最多に

ジャカルタ、kompas.com配信   ジャカルタ首都特別州政府によって管理されている墓地(TPU)に埋葬された遺体の2020年3月における総数が2010年以来最多であることが記録された。このことはジャカルタ首都特別州公園緑地管理局によって提供されている2010-2020年間の埋葬サービスのグラフを基に知ることができる。   上述のグラフはウェブサイトpertamananpemakaman.jakarta.go.id.にて閲覧可能である。   ジャカルタ首都特別州(DKI)政府は、インドネシア 全文をよむ

  • 2020-04-28
  • Kompas紙

政府:我われはデータの改ざんなどで利益は得られない。

   アフマド・ユリアントCovid-19対策政府報道官は政府にCovid-19に感染して死亡した犠牲者数のデータ改ざんの意図はないと発表した。      同報道官が去る4月23日にジャカルタの国家防災庁で会見をしたときにこのように述べた。      「政府はデータの改ざんなどで何の利益も得られない。逆に我われが力を合わせて立ち上げてきたきつい業務に損失を与え、台無しにするだろう」と同報道官は述べた。      これまでに中枢に集積しているデータは末端のレベルから順に上がってきているものである  全文をよむ

  • 2020-04-24
  • Kompas紙

インドネシアでのPCR検査のスピード、未だ一日1000件以下

インドネシアでのPCR検査のスピード、未だ一日1000件以下      ジャカルタ、kompas.com配信      インドネシア医師会執行部(PB IDI)のダエン・M・ファキ会長は、社会に対してコロナウイルスが成長・拡大する速度を制御するには、政府がいかに早くポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査によってCOVID-19の検体検査を進めるか、が肝心だと明言した。      しかし問題は、現在までに政府が実施したPCR検査数が依然として少ないことである。      「現在、50日間で4万6千件の 全文をよむ

  • 2020-04-24
  • Kompas紙

インドネシア・ウラマー評議会の方針にのっとり、金曜礼拝を行わないようイスラームの指導者が呼びかけ

      ジャカルタ、kompas.com配信      イスティクラルモスク(ジャカルタにあるイスラーム寺院)のナサルディン・ウマル大イマーム(イスラームにおける宗教指導者)はコロナウイルスの世界的流行のさなか、一時的に金曜礼拝を行わないよう呼びかけた。      同イマームはインドネシア・ウラマー評議会(MUI)と世界中の学者の推奨に従ったのだという。       「サウジアラビアも金曜日集団礼拝を中止しモスクを閉めた。なぜかというと私たちの生活を非常に脅かしているコロナウイルスが流行して 全文をよむ

  • 2020-04-24
  • Kompas紙

国家人権委員会理事、過去の人権侵害事例を教育課程に盛り込むようナディム教育相に要請

   ジャカルタ、kompas.com配信      コイルル・アナム国家人権委員会理事は、教育課程に過去の重大な人権侵害の事例を盛り込むようナディム・マカリム教育文化大臣に要請した。      「教育課程に重大な人権侵害の事例を取り入れるのには利点がある。私たちは暗い過去を経験したことを人々が知ることができるためにだ。」と去る12月4日、コイルル国家人権委員会理事はKOMPAS実施の国家人権委員会についての世論調査結果発表記者会見において述べた。      同氏がそのように述べた理由は、コンパ 全文をよむ

  • 2019-12-04
  • Kompas紙

MRTジャカルタ社、日本人漫画家の債務風刺に遺憾の意を表す

   ジャカルタ、compas.com配信       ある日本の漫画家、オナン・ヒロシ氏はソーシャルメディア上でインドネシア政府の日本への債務について述べた。       同氏は、ウェブサイトonanhiroshi.comに投稿された漫画の中で、ジャカルタ都市高速鉄道建設に関係する債務を早急に返済するようインドネシア政府をこき下ろした。    同氏はそれどころか「親愛なるインドネシア政府へ。どうかお支払いください。日本より」という文章を添えている。       この漫画で描かれているのは、プロ 全文をよむ

  • 2019-04-13
  • Kompas紙

アナック・クラカタウ山噴火についての5つの事実・火山灰の飛散方向も含め、活動は未だ変動的 

kompas.com配信   アナック・クラカタウ山の現在も継続している。セラン県   チナンカ郡パスルアンの観測所によると、去る1月2日にはアナック・クラカタウ山は60回噴火している。   しかしながらこれらの噴火は去る12月22日のような津波は引き起こしていない。   とはいえ、噴火による火山灰はジャワ島に向かって流れると予測されている。この火山灰は市民生活に影響を及ぼすことはないと考えられる。   アナック・クラカタウ山の噴火活動の経過についての事実を以下に示す。      1・アナック・ 全文をよむ

  • 2019-01-04
  • Kompas紙

中部スラウェシ地震被災者のためステッカー売る、「オレンジ部隊」の物語

ジャカルタ、kompas.com 配信      ジャカルタ特別州の、社会インフラ公共施設対策(PPSU:道路や公園などの美化清掃にあたる作業員たち)、通称「オレンジ部隊」の職員たちは、中部スラウェシの地震と津波の被災者の境遇を憂慮している。      ジャカルタ先鋭部隊フォーラムというグループに属する人々が主体となり、バッジ、ステッカー、帽子、Tシャツを販売した。      その売り上げは全て、中部スラウェシ地震の被災者のために寄付された。      「初め、私たちはピン、帽子、ズボン、ステッ 全文をよむ

  • 2018-10-19
  • Kompas紙

パル地震直前の出産談

パル、KOMPAS.com配信      アニタは未だに、去る9月末に中部スラウェシ州パル市の自身が住む地域を襲った津波災害をまさに思い出す。その都市の一部を壊滅状態にした災害は、今もなお彼女の心に爪跡を残している。      アニタは、住まいが押し流された地域で被災者となった女性の一人だ。      去る10月15日、アニタもまた、パル市南パル新ペトボ地区で仮設住宅を建設中である中部ジャワ州からのボランティアチームを偶然視察に訪れた、ガンジャル・プラノウォ中部ジャワ州知事にその状態を伝えた。  全文をよむ

  • 2018-10-15
  • Kompas紙

パル地震は予測されていた

   中部スラウェシ州トンガラ県パル市、シギ県、および西スラウェシ州の周辺地域で起きた地震はすでに複数の専門家に予想されていた。      しかし、その地震がいつ起きるのかを予想するのは難しかった。      その兆候は2017年度インドネシア地震ハザードマップで見ることができた      「技術的にはうまくいっていた。インドネシアの地震ハザードマップはすでに2017年には発表されていた。これは新しいことではなかった。パル地震はいつ来てもおかしくなかった」と地質工学研究科長のウィジョヨ ・アディ 全文をよむ

  • 2018-10-10
  • Kompas紙

パルでの食料略奪に関するジョコ大統領声明の4つの事実

kompas.com配信      パル地震被災者によって複数のコンビニエンスストアで食料の略奪が起こったとされる事件に関し、ジョコ大統領もコメントを発表した。大統領はこの被災者の行為を略奪とはみなさず、商店主の好意によって起きた出来事であると述べている。      大統領は、被災後の緊急事態においては、より重要な問題に徹するべきだとした。      パルの食料略奪に関する4つの事実を紹介する。      1. ジョコ大統領「本質的でないことを問題にするな」      ジョコ・ウィドド大統領(通 全文をよむ

  • 2018-10-01
  • Kompas紙

「レフォルマシ」から20年、刑事司法改革研究所:「表現の自由は未だ危機的状況」

ジャカルタ、kompas.com 配信      刑事司法改革研究所(ICJR)の研究者であるサスティラ・ディルガ氏は、インドネシアにおける表現の自由は二十年間「レフォルマシ(改革)」が進んできたにも関わらず、未だに不透明で危機的状況にあると思われると述べた。      同研究所は、革命時代のインドネシアにおける表現の自由に関する法的侵害の報告の多さを根拠に、そのように述べた。      「ICJRの調査によると、表現の自由に関する告発は未だに脅威を持つ」とディルガ氏は5月22日、ジャカルタの 全文をよむ

  • 2018-05-23
  • Kompas紙

インドネシア証券取引所で廊下崩落、ある学生は危機一髪で無事

ジャカルタ、KOMPAS.com配信―      去る1月15日の午後、インドネシア証券取引所で中二階の廊下が崩落する事故が起きた。事件で無事だったパレンバン市ビナ・ダルマ大学の女子学生スチが、事故発生時の詳細を語った。      スチは友人ら十数人とともに、インドネシア証券取引所の見学に訪れていた。彼女たちは証券取引所ビル・タワーⅡの2階にある部屋に向かっていた。スチさんによると、その時、彼女と数十人の友人は一緒に、例の中二階歩いていたと言う。      誰も予期しなかったことに、彼女たちが歩 全文をよむ

  • 2018-01-16
  • Kompas紙

スカルノ・ハッタ国際空港へ向かう3種の交通機関、あなたはどれを選ぶ?

ジャカルタ、Kompas.com配信―      スカルノ・ハッタ国際空港に向かう旅行者にとって、公共交通機関は重要な移動手段だ。毎日、スカルノ・ハッタ国際空港を利用する旅客数は15万人にのぼる。      その多くが観光客であること、またスカルノ・ハッタ国際空港は特にジャカルタから遠方に位置していることから、公共交通機関が頼みの綱となっている。   幸いにも、今年スカルノ・ハッタ国際空港発着の公共交通機関の選択肢は増えつつある。      次の3つの公共交通機関はジャカルタ及び近郊からスカルノ 全文をよむ

  • 2017-12-29
  • Kompas紙

ジャカルタ首都特別州知事選挙後、社会政治と宗教的要因は不可分に

ジャカルタ首都特別州知事選挙後、社会政治と宗教的要因は不可分に      ジャカルタ、KOMPAS.com配信      「インドネシア社会の政治志向は、いまだにアイデンティティの政治利用という手法の影響がたいへん大きい。その一つは宗教的同一性によるものである」と、政治コミュニケーション評論家のヘンドリ・サトリオ氏は語る。      来たる2018年の地方首長選挙に際しても、このアイデンティティ政治への志向性に大きな変化はないと考えられるということだ。      「2017年のジャカルタ特別州知 全文をよむ

  • 2017-11-29
  • Kompas紙

憲法裁判所が判断:国家には信仰を奉じる者の権利を保護し保障する義務あり

憲法裁判所は、宗教あるいは唯一神に対する信仰を奉じる権利は国民の憲法上の権利であり、国家によって与えられるものではないことを確認した。      したがって、国家には、6つの宗教(注1)の他にインドネシアで発展した信仰を奉じる国民の権利を保護し保障する義務がある。      これは、憲法裁判所判事サルディ・イスラ(Saldi Isra)が11月7日火曜日、中央ジャカルタ市の憲法裁判所内において読み上げた決定の中で述べられた。この決定は、「住民登録に関する2006年法律第23号」第61条第1項と第 全文をよむ

  • 2017-11-07
  • Kompas紙

バスキ知事:「彼らの目的はただひとつ、私自身を投獄し、ジャカルタ首都特別州知事選への参加を阻止することである」

 ジャカルタ、コンパス.com配信    バスキ・チャハヤ・プルナマ・ジャカルタ首都特別州知事(通称アホック)は、自分への抗議デモを行う様々な団体は、同氏が訴訟に巻き込まれるように長らく企図してきた勢力であると述べた。    その後、バスキ知事は数か月前にそうした勢力が起こしたデモの例を挙げた。    バスキ知事によると、そのデモはスンブル・ワラス病院の用地買収やジャカルタ湾の埋め立ての件について、バスキ知事の告訴を求めるものだった。   「デモを行った団体の目的はただ一つであるが、なんとかして 全文をよむ

  • 2016-10-14
  • Kompas紙

「ポケモンGO」で市民を観光名所に誘致、首都特別州、グーグルとの提携へ

 ジャカルタ、kompas.com配信       ジャカルタ首都特別州政府は、州庁舎エリアや他の観光名所における「ポケモンGO」のアプリケーション開発のためグーグルと協力する予定。       ジャカルタスマートシティ技術開発部長のスティアジ氏は、グーグルとの協力には、市民の州庁舎やジャカルタの観光名所への誘致促進が期待されていると語った。       「これはグーグルの下で提供されているアプリケーションでもある。さらにわれわれはグーグルと親しい関係を築いており、彼らとパートナーシップを結ぶこ 全文をよむ

  • 2016-07-20
  • Kompas紙

食堂経営者サエニの悲話と不寛容への批判

     ジャカルタ、kompas.com配信    去る6月10日、セラン市自治体警察*1 に売り物の料理を押収されたとき、バンテン州同市で食堂を営むサエニ氏(53)は泣くことしかできなかった。       サエニ氏は、断食月ラマダンに西部インドネシア時間16時以前の食堂の営業を禁止したセラン市による通達の中の規則に違反したとされた。       コンパスTVの取材による映像では、サエニ氏は料理を押収しないよう警察官に懇願しながら涙しているように見えた。しかし、同氏の涙は意に介されなかった。警 全文をよむ

  • 2016-06-13
  • Kompas紙

マレーシア警察、インドネシア国籍を持つ人物をISISメンバー勧誘の疑いで逮捕

ジャカルタ、KOMPAS.com配信   去る12月5月、マレーシア警察は、インドネシア国籍を持つIというイニシャルの人物の身柄を拘束した。      Iにはマレーシアでの新たなメンバーの勧誘とその組織化の任務を担っていたISISのメンバーであるという強い疑いがあった。      インドネシア外務省のインドネシア国民保護局および法律援護局長官ラル・モハメッド・イクバル氏は同日午後、ジャカルタの本省にてこの情報が事実であることを認めた。         「当初、在マレーシア・インドネシア大使館は、 全文をよむ

  • 2015-12-06
  • Kompas紙

構造的法律支援の探求、アドナン・ブユン氏闘いの遺産

ジャカルタ、kompas.com    ベテラン弁護士、アドナン・ブユン・ナスティオン氏は、その後継者たちが死守すべき重要なひとつの遺産を残した。その遺産とは、構造的法律支援として知られるイデオロギーである。    1970年にアドナン氏は今日までジャカルタ法律支援協会(LBH)として知られる非政府組織を設立した。当初ジャカルタ法律扶助協会はプロの法支援の対価を支払うことのできない貧困階層を救済することを目的としていた。    数年後、ジャカルタ法律扶助協会は手掛ける事件において、構造的法律支援 全文をよむ

  • 2015-09-30
  • Kompas紙

トリカラ県暴動の黒幕はテロリストに値する

ジャカルタ、Kompas.com配信    東部インドネシア指導者連盟(PPIT)は、パプア州トリカラ県で起きた種族、宗教、人種、階層間問題(SARA)に関連した今回の事件に遺憾の意を表し、その暴動の犯人と黒幕はテロリストとして分類されるのが相応だとした。       7月19日、東部インドネシア指導者連盟のラオデ・イダ総裁は記者会見の場で「われわれは警察が、事件の背後にいる犯人と共にその犯行組織を見つけ出し、彼らをテロリストグループとして分類することを期待している」と述べた。       ラオ 全文をよむ

  • 2015-07-22
  • Kompas紙

インドネシア宗教大臣 同性婚に難色

ジャカルタ、KOMPAS.com配信    ルクマン・ハキム・サイフディン宗教大臣は、インドネシア国民は宗教に敬虔だという認識があるため、わが国では同性婚は受容され難いだろうと述べた。       アンタラ通信によると、7月2日、ルクマン大臣はジャカルタで「インドネシアのような国では同性婚を受け入れるには困難な状況がある。インドネシア国民は宗教を大事にしている。そのためインドネシア社会においては、同性婚はもっぱら法律上の問題に留まらないと考えている」と述べた。         ルクマン大臣によ 全文をよむ

  • 2015-07-03
  • Kompas紙

パンチャシラ記念日、スマランの犠牲者24名の墓に墓碑

    スマラン、kompas.com配信    1965年の9.30事件における行方不明者たちについてが明らかになりつつある。ジャワ中部の町、スマランで、少なくとも24名の犠牲者が2つの墓穴の中に埋葬されていた。       その2つの墓に“消えた”住民の一部の名前が記された墓碑がしつらえられた。その墓碑は、家族が彼らの両親や親類の在り処を知ることができるようにと設置された。       その墓所では、一人ごとに土の山や墓石はなく、今回の犠牲者24名も2つの墓穴にひとまとめに埋葬されていた。  全文をよむ

  • 2015-06-11
  • Kompas紙

ジョコ大統領が警告、「インドネシア国軍、共和国警察はISISを軽んずるなかれ」

ジャカルタ、kompas.com配信    ジョコ・ウィドド大統領はインドネシア国軍、共和国警察にテロ、急進主義、特にイラク・シリア・イスラム国(ISIS)の問題を軽視しないよう警告した。この警告はジャヤプラの陸軍管区軍本部で行われたインドネシア国軍、共和国警察のオリエンテーションで発せられた。    ジョコ大統領は「最重要課題はテロや過激派への対処である。特にISISは軽んじてはならない」と語った。    ジョコ大統領によると、全ての国がISISの存在を危険とみなしており、常に様々な会議内で議 全文をよむ

  • 2015-05-13
  • Kompas紙

政治法律治安調整担当大臣 「死刑執行はインドネシアの法の堅持にとっての試練」

ジャカルタ、kompas.com配信       テジョ・エディ・プルディジャトノ政治法律治安担当調整大臣は、麻薬事件実行犯への死刑執行は、他国からの非難や脅威があっても中止しないと断言した。テジョ大臣は、自国民を死刑執行から救い出そうとする国があるのは当然だと述べた。       これは法の堅持にとっての試練である。「わが国の国民が他国で死刑になるとしても同じことだ。われわれもきっと擁護するだろう」と、スナヤン地区のFXビルにてテジョ大臣は去る1月20日に述べた。       テジョ大臣による 全文をよむ

  • 2015-01-24
  • Kompas紙

「アホック」州知事の手の内にあるジャカルタ・モノレール社の建設の行方

 「アホック」州知事の手の内にあるジャカルタ・モノレール社の建設の行方   写真説明:南ジャカルタ、クニンガン地区のモノレール高架   ジャカルタ、kompas.com配信   ジャカルタ・モノレール社によって進められているモノレール建設プロジェクトの先行きや継続性がますます不透明になっている。加えて現在、首都の行政の主導は今までモノレールの建設を声高に反対してきたことで知られるバスキ・チャハヤ・プルナマ・ジャカルタ特別州知事(通称:アホック)の手の内にある。      ジャカルタ・モノレール 全文をよむ

  • 2014-12-10
  • Kompas紙

大統領がシナブン火山を国家的災害としない理由

マジャレンカ、kompas.com   スシロ・バンバン・ユドヨノ大統領は、先週の噴火で15人の死者を出した北スマトラにあるシナブン山のその後の状況を注意深く見守っている。   アンタラ通信によると、大統領のスポークスマンであるジュリアン・A・パシャ報道官は、「大統領は、シャムスル・マーリフ(国家防災庁長官)からの報告を継続して受け取っている。今日はシナブン山の噴火は依然として続いているとの報告があった」と大統領の西ジャワ訪問に同行した際にマジャレンカで語っている。   国家防災庁(以下B 全文をよむ

  • 2014-02-04
  • Kompas紙

公共事業省:ジャカルタでの洪水は改善すると予想

ジャカルタ、kompas.com    1月12日以降続いている洪水について、ジャカルタ首都特別州の対策は昨年より向上したと評価されている。昨年から複数の河川で行われている改修の試みが状況の改善に役立っている。   「状況はきっと改善されると思う。インフラの面でも、河川の受容力の面からみても」と、さる1月13日、公共事業省水資源事業総局のモハマッド・ハッサン総局長は公共事業省庁舎での記者会見で述べた。    この洪水対策事業は、公共事業省とジャカルタ首都特別州政府の技術機関の共同作業であると同局 全文をよむ

  • 2014-01-15
  • Kompas紙

映画「アクト・オブ・キリング」はインドネシアのイメージを損なう可能性あり

1月24日(金)、インドネシア政府は、アカデミー長編ドキュメンタリー賞候補となった「アクト・オブ・キリング」(The Act of Killing)に関する認識を公表した。      1960年代にインドネシアで起きた大虐殺を暴くこの映画は、国際社会にインドネシアの悪いイメージを与える結果になるのではと政府は見ている。      「インドネシアは残酷な無法国家のように描かれている。この映画は1960年代のインドネシアをきわめて遅れた国のように描いている。これは事実と相反している」とインドネシア大 全文をよむ

  • 2014-01-04
  • Kompas紙

ジョコ・ウィドド・ジャカルタ州知事:もはや会議は不要、踏切に高架道と地下トンネルを!

ジャカルタ、kompas.com   ジョコ・ウィドド・ジャカルタ特別州知事は鉄道路線との踏切に高架道と地下トンネルを建設することが急務だと述べた。州知事は南ジャカルタのビンタロ地区における電車と石油タンクローリーのとの衝突事故現場を訪れた際、この声明を発表した。    「とにかく、もはや会議や議論は必要ない。すぐに(線路と道路の踏切に高架道と地下トンネルを)建設だ。会議はもうたくさん。即実行だ」と12月9日の夜、同知事は述べた。    「あまりにも遅すぎる。このような踏切ではすでに地下トンネ 全文をよむ

  • 2013-12-10
  • Kompas紙

労働者デモ、企業に数百億ルピアの損失を与える

ジャカルタ、kompas.com配信   ジャカルタ首都特別州商工会議所の副会長であるシマンジョラン・サルマン氏によると、ジャカルタ北部のチャクンにあるヌサンタラ保税区の企業は先週数日間続いた労働者デモで数十億ドルの損失を受けた。    サルマン氏によればチャクンにあるヌサンタラ保税区(KEN)には労働集約的な事業形態をとる企業が97社あるという。労働者たちのとった行動によって、そこにある複数の工場が生産を停止する原因となった。企業ごとの損失は約5億ルピアに及ぶと予想される。同氏は去る11月4 全文をよむ

  • 2013-11-06
  • Kompas紙

「出稼ぎ労働者は外貨獲得の英雄」は口先だけのスローガン

kompas.com配信    国会第11委員会のメンバーであるインドラ議員は「インドネシア人出稼ぎ労働者(TKI)は外貨獲得の英雄」というスローガンは「ただ口先だけのもの」と評価した。同氏によると、インドネシア人海外出稼ぎ労働者に関する政府の方策はビジネスとしての重要性だけを参照し、海外にいる出稼ぎ労働者たちの保護を念頭に置いた努力はまだみられない。       インドネシア人海外出稼ぎ労働者に関する数々の問題はもつれた糸のように解決が困難であり、これらはすべて、経済的、あるいは政治的な個人の 全文をよむ

  • 2013-10-19
  • Kompas紙

高齢なメッカ巡礼者は、飛行機では扉近くの座席へ

東ジャワ州パムカサン県出身のメッカ巡礼団の中の高齢者は、特別なサービスを受けることになった。これらの便宜は、彼らがメッカとマディーナにおける巡礼を最適に行うことが出来るように提供される。      宗教省パムカサン県事務所のメッカ巡礼・ウムロ部門長のアブドゥル・ワフィ氏は、信者達の出発から帰国まで、高齢者は特別なケースとして、特別なサービスを受ける、と述べる。とりわけ医療サービスである。なぜなら、ハッジで巡礼するために鍵となるのは、健康状態だからである、とアブドゥル・ワフィ氏は述べる。      全文をよむ

  • 2013-09-20
  • Kompas紙

ウィドド州知事「低価格車はろくなものじゃない」

ジャカルタ、kompas.com配信      ジョコ・ウィドドジャカルタ首都特別州知事(通称:ジョコウィ)は、低価格・低公害自動車に対する優遇税制を定めた2013年政府法令第41号は国民の需要に適っていないことを再度強調した。      「はっきり言わせてもらうが、低価格自動車という代物はろくなものじゃない。それでどうなるというのか」と、9月19日の朝、ジャカルタのJWマリオットホテルで同氏は述べた。      ウィドド州知事は、国民に求められているものは快適・安全で低価格の交通機関であると主 全文をよむ

  • 2013-09-19
  • Kompas紙

ジョコウィ知事とバスキ副知事のもとで働く公務員、贈答品の受け取りを禁じられる。

 ジャカルタ、kompas.com配信    企業家たちの間には、宗教祭日が間近になると官僚に贈り物をする習慣がある。ジャカルタ首都特別州政府には違法に贈与を受け取った職員に対して罰則が用意されている。そうした贈与は職員の地位や役職に当て込んだものであることが懸念されている。      「贈ることも受け取ることも、ましてや第三者にレバラン(断食明け)の手当を要求することは許されない」と、ジャカルタ首都特別州政府補佐官、シルフィアナ・ムルニ氏は述べた。   シルフィアナ氏によると、贈答を受け取った 全文をよむ

  • 2013-07-22
  • Kompas紙

危ない!外国人との結婚には注意を。

国際的な麻薬密売組織が密売をスムーズに行うため結婚による結びつきを利用している。インドネシア人女性は結婚を申し入れる外国人には注意が必要だ。   国家麻薬局東ジャワ支部の麻薬撲滅委員長・バスキ・エフェンディ氏は犯行の手口として、先週スラバヤのジュアンダ国際空港で捕まった容疑者・S.E.の例を挙げている。S.E.は妊婦で、着陸の際3キロの覚せい剤を所持していた。   火曜日(2013年5月28日)、取材に応じたバスキ氏は、「S.E.はシンガポールに住むナイジェリア国籍の男性と結婚しているインドネシ 全文をよむ

  • 2013-05-28
  • Kompas紙