2014年大統領候補選出国民大会、独自の候補選出を提案

2013年11月11日付 Kompas 紙
去る11月10日、各地域のリーダー、聖職者、学識経験者、文化人らが、2014年インドネシア共和国大統領候補選出国民大会の開会式をジャカルタの独立闘争博物館で執り行った。
去る11月10日、各地域のリーダー、聖職者、学識経験者、文化人らが、2014年インドネシア共和国大統領候補選出国民大会の開会式をジャカルタの独立闘争博物館で執り行った。
ジャカルタ、kompas.com配信
「英雄の日」に当たる去る11月10日、各地域のリーダー、聖職者、学識経験者、文化人らが、2014年インドネシア共和国大統領候補選出国民大会を開催した。この大会を通じて、次期大統領として国民が選ぶ最良の人材現れることが期待される。
「2011年の大統領選挙を契機に国家におけるリーダーシップ交代の重要性が再認識され、社会は実力ある、2014年の大統領候補として新たな見通しをもたらす人材の出現を切望している」と、去る11月10日の午後、インドネシア共和国大統領候補選出国民大会の開会式で国民大会委員会のサラフディン・ワヒド議長は述べた。
 親しみを込めて「グス・ソラ(ソラくん)」と呼ばれているサラフディン議長は、「国民大会は国民を導くよき指針と基礎となる思考を持つ人物を見つけだす必要に基づいている」と説明。国民による3度目の直接投票で行われる2014年の大統領選では、政党の利害からではなく、本当に実力を持つ候補者の名前を挙げることが期待されている。
 このような大会は2004年の総選挙の時にはすでに存在し、ゴルカル党によって運営されていたと同議長は説明する。2009年にはユドヨノ大統領が依然として非常に優勢であったため、この大会は開催されなかった。
 サラフディン議長は民主党の大統領候補選出党大会や大学学長会議に対しても評価している。しかし同議長は続けて、この国民大会は統一国家インドネシアに再起をもたらしうる、国民にとって最良の人材を輩出するうえで、一層信用のおける大会であると述べている。
 
 この委員会はサラフディン議長を委員長とし、アドナン・ブユン・ナスティオン氏、ナタン・スティアブディ氏、および書記官のロミー・フィブリ氏をメンバーとする。メンテン・ラヤ通り31番地の独立闘争博物館(通称:45年闘争館)で行われた大会の開会式には、サラフディン議長のほかロミー・フィブリ書記官、ナタン・スティアブディ氏が出席した。
 
 45年闘争館は青年層による闘争がインドネシア独立を勝ち取った歴史の無言の証人として評価され、会場に選定された。
 
 この会議は社会全体に向けて開かれている。同会議の定める条件にしたがって参加者は自薦することも、政党、各種コミュニティ、社会組織などの推薦を受けることもできる。
 
 各参加者は、書類選考と大統領候補選出会議の公開討論からなる選考過程に参加することが求められる。書類選考は11月10日から12月10日まで続く。この段階では登録者の制限はない。
 
 さらに、会議の委員会は、最終選考をパスした6名を、2013年12月15日から2014年1月31日まで開かれる公開討論に参加するために選ぶ。公開討論は、メダン、バリクパパン、スラバヤ、マカッサル、バンドン、ジャカルタにおいて6回開かれる。上位に選ばれた会議参加者は公表されたのち、選挙の最低条件に従い、出馬を支持するいずれかの政党を提案される。


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翻訳者:福村健
記事ID:383