運命のマレーシア航空17便に搭乗していた3名のベトナム人母子の身元が判明

2014年07月19日付 VietnamPlus 紙
 7月19日、在マレーシアのベトナム大使館はマレーシア民間航空局と協議を行い、オランダ国籍を持つベトナム人3名がウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空(MH)17便に乗っていたことを発表した。
 それによると、不幸な3名の犠牲者の身元は、パスポート番号NUC2616F3で1977年9月15日生まれのグエン•ゴック•ミン、パスポート番号NNBR5FKH1で1997年5月23日生まれのダン•ミン・チャウ、パスポート番号NTK1606R6で2001年3月1日生まれのダン・クォック・フイである。
 それより前、AP通信は、7月18日に行われた、上記飛行機事故に関する国連安全保障理事会の緊急会合で発表したレ・ホアイ・チュン国連常駐ベトナム大使も、MH17便の乗客のうち、3人の犠牲者はベトナム人との情報を受け取ったが未だ身元は不明と述べたことを伝えた。
 また、この会合で、フセイン・ハニフ国連常駐マレーシア大使は、MH17便の搭乗客298名の国籍について、オランダ(189名)、マレーシア(44名)、オーストラリア(27名)、インドネシア(12名)、イギリス(9名)、ドイツ(4名)、ベルギー(4名)、フィリピン(3名)、カナダ(1名)、ニュージーランド(1名)、そして4名が未だ国籍不明との報告を行った。
 同日、バラク・オバマ米国大統領も運命の飛行機に搭乗していた乗客1名が、オランダのパスポートを持つアメリカ人であると報告した。


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翻訳者:樋口由里子
記事ID:969