ウクライナ保安庁、MH17便の通信内容を公表

2014年07月18日付 VietnamPlus 紙
 ウクライナ保安庁(SBU)は、墜落したマレーシア航空機MH17便(ボーイング)について様々な音声を記録した通信内容を公表した。
 その通信内の通話では、ウクライナ東部で撃墜された航空機が民間機だったことが伝えられている。現地時間16時33分(ハノイ時間20時33分)、「少佐」という兵士が「グレック」という別の兵士に航空機が撃ち落されたことを伝えている。彼は次のように話している。「それはチュルヌキノ(Chernukhino)から(コサック兵が)撃墜した航空機だ。航空機は空中で分解した。ペトロパフロフスカヤ(Petropavlovskaya)鉱山のあたりだ。最初の遺体も発見した。女性だ。民間人だ。」その後、 17時42分、この兵士は撃墜された航空機が民間機であったことを認めた。兵士は、航空機から発見されたものは何かとの質問に答え、「手短に言って、航空機は明らかに民間機だ」と確認した。「少佐」と呼ばれるこの兵士によると、航空機が墜落した現場には、トンプソン大学で学ぶインドネシア人学生の書類があったという。


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翻訳者:佐久間凱士
記事ID:973