マンダレー管区域内の基礎教育学校合計641校をレベルアップ

2015年04月21日付 The Voice 紙
マンダレー 4月20日

 地方にある基礎教育学校の一部では教師と設備が不足としている中、マンダレー管区域内にある基礎教育学校合計641校を今年度中にレベルアップさせるべく予算を割り当てると同管区域のウィンフライン社会担当大臣が述べた。
 マンダレー管区域の初等、中等、高等基礎教育学校が合計4,000校以上あるところ、小学校を中学校レベルへ、中学校を高等学校レベルへ引き上げることを教育省へ提案したという。「教育省にも提案をしてある。どのくらいの予算が下りるかはわからない」と同氏は重ねて述べた。
 マンダレー管区域にある一部の村落では、小学校を卒業した後、中学校が遠すぎるため学習を継続するのが難しかったが、小学校レベルを修了した生徒の多い地域では学校のレベルを上げる必要があると主張する管区域議会議員もいる。
 管区域政府の資料によると、2011年度には101校のみのレベル引き上げが行われたが、2014年度には計1000校以上でレベル引き上げが行われた。
 マンダレー管区域では2014年度、就学率が小学校で104.25%となり、退学率は小学校で0.70%、中学校で1.05%、高等学校で1.64%まで下がったとウィンフライン大臣は語った。


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翻訳者:島崎千秋
記事ID:1337