シュエダゴンパゴダ周辺の文化遺産保護計画を作成する必要がある、と建築家

2015年05月18日付 The Voice 紙
ヤンゴン 5月17日
 シュエダゴンパゴダを長期間にわたってしっかりと保全していくために、シュエダゴンパゴダとテインゴウッタラ丘陵周辺の文化遺産保護計画をぜひとも作成することが重要であると建築家たちは言う。
 シュエダゴンパゴダ周辺での建設プロジェクトを引き続き遂行する前に専門的な調査検討を行うべきなので、シュエダゴンパゴダとテインゴウッタラ丘陵周辺の土地の土壌強度、パゴダ付近の地上地下の生態系、水系、地下水採水方法、ゴミ廃棄方法、下水処理方法に関してしっかりと研究することが必要であることを、ミャンマー建築家協会の議長ウー・サンウーが話した。
 「都市建設をする際、ヤンゴン中心部と遠く離れたところだけで実現するように計画したものがある。アドバイスがあったので、ヤンゴン南部と北部を広げていくつかの郡区を含めこんだ。都市開発を郊外でだけ行った」と建築家のウー・タンモーが述べた。
 シュエダゴンパゴダを長期間にわたってしっかりと保全していくために、熟達した専門家、関係当局、国民代表院議員、地元住民によって組織された委員会を設立する必要があり、建設プロジェクトの代わりに、パゴダ周辺を人々が利用できる公共の場にしていく必要があることをミャンマー建築家協会が明らかにした。


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翻訳者:豊嶋悠紀
記事ID:1461