伝統のままごと用品祭り、途絶えることなく開催へ出店開始

2015年08月20日付 The Voice 紙
マンダレー 8月19日

最新のおもちゃや人形が市場で流行する中でミャンマー伝統の泥で作るままごと用品にミャンマーの子供達に再び興味を持ってもらうミャンマーままごと用品祭りを伝統が途絶えないよう開催するために出店を開始したことがその祭りに出店する人々への調べから分かった。

ミャンマーの唯一のままごと用品祭りを8月23日の夕方にマンダレー県にあるアウンミェターサン郡区オーボーシュエチン地域第52区画のパッタミャードーで開催することになっており、その祭りへ児童玩具のままごと用品や土器をつくる地域であるザガイン管区域とマンダレー管区域にあるダダーウー、ミンタッ、インワ、シングー、ヌエニェイン、チャウッミャウン、カッティン、シェインマガーの各地域から出店者がやってきて売ることになっているとその祭りへ出店する商人は述べた。

「分かっているのは日本占領時代からはじめたということだけだ。タウンビョウン祭りに販売に向かう道中で一休み止まって売ってきた。以前は子供達がままごと用品を夜間に盗みに来ていた。持ち主は何も言わなかった。彼らが盗んで残ったのを売ることにちなんでままごと用品泥棒祭りと呼び、後にままごと用品祭りとなったのを覚えている。」とその祭りでままごと用品と土器をミンタッ村から売りにきている60歳過ぎのドー・ニェインは述べた。

そのままごと祭りは一晩だけ売っているミャンマーで唯一のままごと用品祭りであり、日本占領時代に売り始めたということがその祭りに出店する年長者への調べから分かった。


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翻訳者:小林明里
記事ID:1756