バガン地域の遺跡について耐久性検査組織を設置し定期的に検査実施へ

2015年09月11日付 The Voice 紙
ヤンゴン 9月10日

バガン文化遺産地域において、建造物、パゴダ仏塔などの損壊状況に関して現地調査を行うために、バガン地域にある遺跡について耐久性検査組織を設置し、定期的に検査を実施することが文化省の取材でわかった。

「第一に、破損が懸念される建造物を優先して保存修理する。予算状況によって、保存修理は緊急性の高い区画を優先すべきなので、現地調査をしなければならない」と文化省副大臣ドー・サンダーキンは話す。

バガン地域の遺跡の耐久性検査組織を9月1日に設置し、その組織を文化省の担当官、ミャンマー技術者協会の技術者、ミャンマー建築家協会の建築士、科学技術省の専門家で編成したことが文化省から分かった。

古代遺産建造物の歴史的価値と損壊状況の程度を把握できるように、現地調査隊を結成していること、また専門家らの現地調査結果を検討して、倒壊が懸念される建造物に1,2,3の番号で優先順位をつけ、保存修理の実施を提案することがミャンマー建築家協会から分かった。


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翻訳者:松浦宇史
記事ID:1813