ミャンマー伝統の入れ墨コンテスト開催予定

2015年12月12日付 The Voice 紙
ヤンゴン 12月11日

 Myanmar Traditional Tattoo Artist Family (MTTAF)が中心になって開催し、入れ墨師らが競い合うミャンマー伝統の入れ墨コンテストが、1月16日にヤンゴン市のカンドージー湖近くのカンイェイター通りにあるホテル・エスペラドの10階で、朝11時から夜11時まで開催される旨を、MTTAFの事務方の一人であるコー・ナインジー(G3 Tattoo)が語った。
 「ミャンマーの入れ墨文化という世界に新たな世代の若者が増えるように、そしてミャンマー伝統の入れ墨の様式が消え去ってしまわないように、このコンテストを開催することにしたのだ」と同氏が語った。
 コンテストに参加する入れ墨師らが、ミャンマーの伝統を際立たせる入れ墨のデザインを、MTTAFが招いたタトゥー・モデルに施して競うものであり、入れ墨師らが使用する墨や器具ほか必要なものも同時に持ち込まなければならないと同氏は説明した。
 ミャンマー伝統入れ墨コンテストでは、アマチュアの画家やプロの画家らが集まり、自由に絵を描く、あるいは入れ墨愛好家らが自分に彫られていて気に入っている入れ墨のデザインを皆に見せることでコンテストに参加し、最優秀タトゥー・モデルを選び表彰する、というプログラムもあることが分かった。
 ミャンマー伝統入れ墨コンテストを見に来場する愛好家らに対し、入場料は一人6000チャットとなっておりあり、現時点でコンテストにエントリーしている入れ墨師は約30人であることが、MTTAFへの取材により分かった。


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翻訳者:大橋 響
記事ID:2150