ヤンゴンの仏塔管理委員を選挙で選ぶ許可を得られるよう管区域議会に提案

2016年04月24日付 The Voice 紙
ヤンゴン 4月13日

 ヤンゴン管区域内の仏塔管理委員会幹部らを人々の意見によって選挙で選ぶ許可を得られるようヤンゴン管区域議会に提案することを、カヤン郡第2番管区域議員ウー・フラトーが語った。
 仏塔で仏塔管理委員として職務を遂行する者を人々の意見によって直接選ぶことが可能になるよう、来たる5月中に行われるヤンゴン管区域議会で提案するために準備していることに関して、同氏がそのように述べたのである。
 以前は、仏塔管理委員会幹部らを関連のある高僧達が規則を定めて任命していたけれども、最近では彼らの意見だけで決められていることを同氏が述べた。
「かなり多くの場所においても仏塔管理委員を人々の意見によって選ぶよう求めている。私はヤンゴン管区域の仏塔管理委員を人々の意見によって変えることが可能となるよう管区域議会で提案する」と同氏が語った。
 このような仏塔管理委員会幹部らの選任は、宗教・文化省との関連は無く、それぞれの管区域政府が行わなければならないという旨を宗教・文化省副局長ウー・ザーニーウィンが述べた。
 「我々の省がそれについて統制することはない。例えばシュエダゴン仏塔管理委員を人々の意見によって選出するとすれば、ヤンゴン管区域政府とだけ関係がある」と宗教・文化省副局長が述べた。
 本件関して、ヤンゴン管区域マグウェ僧院のウー・パーマウッカー僧正は、「以前任命していた形態は、前もって口裏を合わせておき、任命していたのだ。仏塔管理委員という意味はビルマ語で言うと見守る、世話をするという意味である。仏塔管理委員は仏塔を保護せずに仏塔から自己利益を求めているのが多い。任命する側とされる側が組んでいれば、訴えることもできない。思いやりがあり誠実な人を多数意見によって選ぶべきだ」と述べられた。
チョーソーウー


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翻訳者:金子愛
記事ID:2419