エベレスト頂上に初めてミャンマーの旗が立つ可能性あり

2016年05月17日付 The Voice 紙
ヤンゴン 5月16日

 非常に危険な雪崩のせいで、2年連続登山の計画を中断しなければならなかった世界最高峰のエベレスト頂上にミャンマーの旗が初めて立つ可能性があることをHtoo Foundation が発表した。

 ミャンマーの登山家である若者3人のうちの2人であるコー・ピィピョーアウンとコー・ウィンコーコーが5月16日に標高6400mにあるキャンプ2に無事到着し、5月17日の朝6時ごろに標高7162mにあるキャンプ3に到着する予定である。

エベレスト登頂計画において、登山家らはベースキャンプから4つのキャンプを通過し、頂上へ到着する。

 標高8000mにあるキャンプ4は登山家にとって、「死の領域」と比喩的に称される場所だ。

 エベレストの頂上の、温度や風速などの気候の状態が良ければ、当初の予定通り5月19日の午前中にミャンマーの登山家らは頂上に到着する予定であることをHtoo Foundation の発表で明らかにされた。

 登山隊の一人であるコー・ニーニーアウンの健康状態は、心臓の鼓動が早く、血中の酸素濃度が57%にまで下がっている。登山中に突然心臓が止まる可能性があり、肺と血液循環に影響を及ぼす可能性のある状態にあるため、医者の指示でベースキャンプに残ったことが上記の発表で述べられている。


同じジャンルの記事を見る


翻訳者:河野美由貴
記事ID:2514