国立図書館にある書籍にバーコード安全管理システムを導入へ (2017年5月17日 4)

2017年05月17日付 The Voice 紙
ネーピードー 5月16日

 ネーピードー国立図書館にある10万冊近い文学関係の書籍に、カードカタログに基づいたバーコード安全管理システムを導入すると国立図書館長ドー・ミャウーが述べた。
 バーコード安全管理システムは、書籍の裏に特定のバーコード番号を付け、書籍に関する情報を入れたチップを、バーコードを貼り付けた裏あるいは書籍のいずれかの場所に入れるものである旨、さらにバーコード安全管理システムがついた本を手続きせずに借りようとすると図書館にある安全管理ゲートで警告を出せるよう、また書籍の情報を容易に知ることができるよう行なっており、今年末に対象の全ての本への導入を完了する予定である旨を同氏が重ねて述べた。
 「現在までに2、3万冊以上の書籍の作業が終わったが、貸出システムにまだ手を付けていません」と同氏が述べた。
 情報省の図書館では安全管理バーコードシステムをまだ実行できておらずカードカタログのシステムだけであり、中国で出版された書籍にバーコードシステムが多く見られる、とマンダレー管区域情報広報局の局長をしていたウー・チョータントゥンが述べた。
 「このバーコード安全管理システムは多くの国で以前から使われてきていたが、ここにはまだありません。現在出版されている本の多くが、カードカタログ分類番号を間違えています」とマンダレー市ザーティマン図書館長ウー・ナウンユーパが述べた。
 ネーピードー国立図書館は2013年に開館しオウッタラティーリ郡区ヤーザターニー通り沿いにあることが国立図書館への調査で分かった。


同じジャンルの記事を見る


翻訳者:落合悠太
記事ID:3452