ベトナム漁船がインドネシアの検漁船に捕らえられたことについて、外務省のレ・ティ・トゥー・ハン報道官は、５月25日、情報を明らかにした。
　報道官は以下のように公にした。「私が承知しているところでは、農業農村発展省が、この事件について正式な情報を知っている。現在、双方は、友好精神に則り二国間の戦略的パートナーシップに基づき事件解決のため協力している」
　農業農村発展省の情報によると、５月21日、ベトナム、インドネシア間の大陸棚境界線から北側に18海里離れた海域で、通常通り漁業活動をしていた時、５隻のベトナム漁船がインドネシアの検漁船に捕らえられた。
　ベトナムの関係当局の要求によって、漁業従事者の大半と４隻の漁船が解放された。
　その過程でベトナム漁業従事者の船１隻が沈み、ベトナムの関係当局は１人のインドネシア公務員を救助した。
　ベトナム側はインドネシア側に対し繰り返し、残りの漁業従事者の解放を要求し続けている。