シュエダゴンパゴダへの外国人入場料を以前の料金のまま徴収へ (2017年6月5日 6)

2017年06月05日付 The Voice 紙
ヤンゴン、6月4日

 シュエダゴンパゴダ訪問の外国人客の入場料を6月から1人1万チャットに値上げして徴収するという仏塔管理員会の計画を中止したことがミャンマーの旅行事業者団体から分かった。

 「現在延期しているということだ。値上げの期日はまだ発表していない。1人当たりの値上げの規模は小さくないが、旅程は半年から1年ほど前から組まなければならない。だからすぐに変えるのは良くない」とミャンマーの旅行事業者団体の幹部の1人が述べた。

 シュエダゴンパゴダを訪問する外国人客からの文化地域ゾーン入場料について、6月1日から値上げして徴収する許可を与えてほしいという連絡状を、宗教文化省のもとに今年5月に送付してあった。

 旅行事業者らとしては、観光客の旅程を組む場合は半年から1年ほど前から準備しなければならないため、ミャンマー旅行事業者団体が入場料の値上げを半年ほど前に発表するべきだという旨の宗教文化省への提案もあった。

 「値上げの日は正確には言わなかったが、現在は半年の間延期していることを知っている。値上げを半年後に再検討するべきだ。すぐに値上げして徴収するのはうまくいかない」と旅行事業者の1人が述べた。

 現在、ミャンマーの旅行事業者団体は旅行会社に、半年以内の旅程を新価格で計算し準備するよう勧めている。

 シュエダゴンパゴダには1か月に外国人客が平均5-7万人以上訪れており、2014年4月1日から文化地域ゾーン入場料を8000チャットに変更した。


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翻訳者:鈴木将吾
記事ID:3538