クアンニン省:だまされて中国に売られた1人の女性を引き取る

2018年04月03日付 VietnamPlus 紙
だまされて売られた被害者Oさんを、ベトナムの関係当局の部隊が中国の関係当局の部隊から引き取る。
だまされて売られた被害者Oさんを、ベトナムの関係当局の部隊が中国の関係当局の部隊から引き取る。
 4月2日、モンカイ市(クアンニン省)の公安は、1992年に生まれ、アンザン省ロンスエン市ミーフックに住んでいたが、だまされて中国に売られた女性のP.T.C.Oさんを中国側の関係当局の部隊から引き取った。
 関係当局によると、2017年8月、Oさんがアンザン省のあるフーティウ[南部の米粉麺料理]の店で働いていた時に、通称、タムさんが話をしに来て、1か月1000万ドン以上の給料水準で中国側のある会社に働きに行け、3か月後に1度故郷に帰ることができるようにすると彼女に言ったという。
 タムさんの言葉を聞き、Oさんはタムさんと共に飛行機に乗ってハノイに行った。そしてタムさんはOさんに乗り物酔いの薬を飲むように言った。その後、Oさんはすべてタムさんの指示通りに行動した。
 中国に渡ったとき(Oさんは具体的な住所をはっきりとはわからなかった)、1人の女性と1人の中年男性が、Oさんを買いつけて妻にするためにタムさんのところにやってきて話をしていたので、初めてOさんはだまされて売られたと知った。
 しばらくこの家で暮らしていると、ある日、「夫の母親」が[バイクなどに]乗せて病院に[連れて]行くよう彼女に言った。この機会に、Oさんは走り出てタクシーを呼び、その前から彼女の状況を知っていた1人の女性に、逃げ出す方法を探すのを助けてもらえるよう、連絡した。
 ホテルに来た時、Oさんはパスポートや通行書を持っていなくて、ベトナムの身分証明書しかなかった。中国の関係当局の部隊はOさんを一時的に25日間拘束し、その後モンカイ市の関係当局の部隊に引き渡した。
 現在、関係当局の部隊はOさんが帰って家族と再会するための手続きをすべて終わらせ、事件の捜査を拡大している。


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翻訳者:武重真優子
記事ID:4258