ジョコ大統領:「韓国・北朝鮮の和平支援に尽力」

2018年05月02日付 Kompas 紙
去る4月30日,キム・チャンポム駐インドネシア韓国大使およびアン・グァンイル駐インドネシア北朝鮮大使を迎え入れるジョコ大統領
去る4月30日,キム・チャンポム駐インドネシア韓国大使およびアン・グァンイル駐インドネシア北朝鮮大使を迎え入れるジョコ大統領
ジャカルタ、kompas.com配信

ジョコ大統領は韓国と北朝鮮の和平プロセスを支援する。

この支援表明は、去る4月30日、ジャカルタの大統領官邸における、キム・チャンポム駐インドネシア韓国大使とアン・グァンイル駐インドネシア北朝鮮大使との会談時に、ジョコ大統領によって言明された。
「インドネシアは、韓国・北朝鮮間の和平プロセスを大いに支援する」と会談後に同大統領は述べた。

両大使は去る4月27日に行われた韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長による南北首脳会談の後続措置の取り方について話し合ったと同大統領は続けた。

いくつかある後続措置のうち、両国間に引き裂かれた家族の対面実現のプロセス化と、ここ何十年と敵対してきた両国間の連絡事務所の設置が特筆して挙げられる。

「アジア地域及び全世界の和平プロセスにやがて影響を与えることをわれわれが願ってやまない一連の合意のもとに,このプロセスが継続されるようインドネシアは再び十分に支援を行っていく」とジョコ大統領は述べた。

韓国と北朝鮮が和解することにより,インドネシアにとって好ましい地域環境が作り上げられるため,結果として関係諸国は貿易活動に専念することが可能となると同大統領は続けた。

「アジア地域の安定性がより高まり,われわれはインフラ開発および経済発展にも注力することができるようになる」と同大統領は述べた。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:昆野諒介
記事ID:4293