ジョコ大統領候補、何が起ころうともプラボウォ氏との友好関係を維持すると断言

2019年04月13日付 Kompas 紙
大統領候補者討論会最終戦に挑むジョコープラボウォ両候補
大統領候補者討論会最終戦に挑むジョコープラボウォ両候補

選挙番号01のジョコ・ウィドド大統領候補は、ライバルのプラボウォ・スビアント氏とサンディアガ・ウノ氏との友好関係は、何が起ころうとも維持すると再度断言した。
「私と(副大統領候補の)マアルフ・アミン氏は、プラボウォ氏との友好と親睦は絶やさないと約束している。インドネシアに生まれた同じインドネシア国民として、互いに憎しみあったり対立してはならない」と、2019年大統領選第5回公開討論会の閉会時に語った。

今夜の第5回討論会で2019年総選挙の全過程が終了した。明日4月14日から、選挙キャンペーン禁止期間に入る。
ジョコ大統領は、第4回討論会ですでに言及していたプラボウォ氏との友好関係維持の約束について明らかにした。

大統領候補である現職のジョコ氏は、インドネシア国民はいつも楽観的であるようにということも強調した。同氏は社会に対して、経済状況はすでに回復しているのだから悲観的にならず,神からの恵みへの感謝を忘れないようにと呼びかけた。
「先進国になるための私たちの挑戦は大きく、私たちは神に感謝する必要がある。私たちは与えられた喜びを無駄にしてはいけない。インフレは厳重に防がれ食品価格の高騰も抑えられている。失業率は低下し、貧困率は1桁に留まっている。私たちは心配することはないのだ。私たちを不安にするのは困難ではなく、不安がしばしば私たちを困難な状況に陥れるのだ」とジョコ大統領は述べた。

周知の通り、2019年大統領総選挙第5回討論会は2019年1月から始まった一連の討論会を締めくくる最後のものだった。
ジャカルタのスルタンホテルで開催された討論会には選挙番号01、02の両大統領・副大統領候補陣営が出席した。

この最終討論において取り上げられた数々のテーマは、経済や社会福祉、財政、投資、産業などであった。

来たる4月17日に開催される2019年の大統領選挙は、選挙番号01のジョコ・ウィドド氏とマアルフ・アミン氏、および選挙番号02のプラボウォ・スビアント氏とサンディアガ・サラフディン・ウノ氏の2組の大統領・副大統領候補で行われる。


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翻訳者:河西恵理子
記事ID:4742