グエン・ティ・カム・トゥイと他数名の容疑者は、共産党と国家を中傷し祖国の旗と党の旗を燃やすなどする内容の映像を撮影して、フェイスブック上でライブ配信した。
　６月25日午前、カインホア省公安局のトップは、当局が６月24日午後に2015年刑法（2017年修正、補充）第117条の規定に基づき、「ベトナム社会主義共和国に敵対するために、情報、資料、物品を製作、貯蔵、散布または宣伝する罪」を捜査するため、グエン・ティ・カム・トゥイ（1976年生まれ、カインホア省カムラム県カムタインバック社タンクイ村在住）を一時拘束する命令を遂行したと述べた。
　当局はトゥイ容疑者の家から鉈、山刀、ナイフ、小型ボーガンなどの多くの武器とガスボンベ４つ、ガソリン150リットルを押収した。
　治安捜査機関（カインホア省公安局）によると、４月29日から５月３日にかけてトゥイと他数名の容疑者は、共産党と国家を中傷する、祖国の旗と党の旗を燃やす、ホーおじさんの写真をハサミで切り刻み燃やす、という内容の映像を立て続けに撮影し、フェイスブック上でライブ配信した。
　資料と押収した証拠に基づき、６月16日、治安捜査機関（カインホア省公安局）は「ベトナム社会主義共和国に敵対するために、情報、資料、物品を製作、貯蔵、散布または宣伝する罪」に係る刑事事件を立件することを決定した。
　公安局は、６月17日までにトゥイを告発し立件する決定をした。