連邦議会代表委員会(CRPH)の暫定副大統領、市民の安全と保護措置を早急に行うと発表

2021年03月14日付 The Voice 紙

ヤンゴン、 3月13日
2020年選挙に当選した候補者で構成される連邦議会代表委員会(CRPH)は、マンウィンカインタン氏を暫定副大統領に指名した。彼は、国民の安全と保護に向けて可能な限り早急に実施する予定であると述べた。
マンウィンカインタン氏は初めての所信表明演説において、自らに割り当てられた責務を果たすべく最善を尽くすと述べた。
暫定副大統領はさらに、ミャンマーの若者たちは、本来学舎で学問を追求し、興味のあることに没頭しているはずの時期に、自らの将来に暗雲が立ち込めることだけは絶対に許さず、銃口の前にも、胸を張って戦いに挑んでいる、さらに、公務員たちは不服従運動(CDM)に参加していると語った。
今がわが国にとって、最悪の漆黒の時期であると同時に、一抹の光明が見えてくる時期でもある。我々がこの暗闇のときをどれほど耐え抜けるのか、試されている時期ともいえよう。
また、いまこそフェデラル連邦制国家の樹立に、皆が力を合わせ努力できる、貴重な機会でもある。われわれは、この危機的な出来事に際し、国民の安全が確保できるよう、可能な限り尽力する所存である。国民の自衛に必要な法律を、連邦議会を代表する連邦議会代表委員会が起案し制定するよう尽力する。そのほか、行政に関しても、暫定行政機関を通じて計画施行する予定である、不服従運動(CDM)に参加していない治安部隊や国家公務員に対して、国民に忠誠を尽くすことを思い出させるべきである。また、連邦制度による民主主義連邦の樹立に、関連する組織、人間のすべてと協同し尽力するつもりである。
暫定副大統領は、2008年の憲法を廃止し、フェデラル民主主義憲法の制定に力を注ぐことを真剣に約束したい。現在の状況は国の将来を決定する岐路に立っている、といったことを語った。
連邦議会第二期に連邦議会議長、民族議会(下院)議長を務めたマンウィンカインタン氏は、CRPHによって3月9日暫定副大統領に任命され、国家大統領の任務も兼ねている。


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翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(TK)
記事ID:5773