軍、警察によるデモ参加者への殺害、危害行為に対しカレン民族同盟(KNU)が批判

2021年03月16日付 The Voice 紙

ヤンゴン、 3月15日

カレン民族同盟(KNU)は昨日、全国で行われたデモに対して軍と警察による暴力的な弾圧により多数の死者が出たこと、デモ参加者を殺害たり、負傷させたりしたことに対して、強い批判の意を表明した。
3月14日の暴力的弾圧による死者は、ビルマ全土で50名を超えている。

以下は発表全文
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「昨日フラインターヤー区やその他の地域で、平和裏にデモを行う人々を殺害、危害を加えたことに対して、KNUは強く非難するものである。KNUは、現在の状況を注視しており、クーデターを起こした軍隊、警察に制限を課し抑制することを強く要請する。平和にデモを行う市民に対して、軍や警察が、市民の行動が平和か暴力的かの区別もせずに暴力的弾圧を行うことは受け入れがたい。国家の政治制度の変化を求める市民の権利を、平和的な方法により示しているデモ参加者をKNUは全面的に支持する。平和にデモを行っている人々は、軍事支配の停止とフェデラルな民主主義連邦国家の樹立という真の目的を見失わぬよう、KNUも支援する所存である。軍事政権反対に対して命を賭して行動した若者や多くの人々の一人一人に対して、ご家族の方々と同じく、心よりご冥福を祈っているということ、カレン民族同盟を代表し謹んで申し上げる。フェデラル民主主義の樹立に向け、引き続きともに闘っていくと述べたい」
カレン民族同盟(KNU)
2021年3月15日


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翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(TK)
記事ID:5782