ラーショーの少佐が市民的不服従運動(CDM)に参加

2021年04月22日付 その他 - ミャンマーナウ 紙

兵士と警察官の多くも参加しているCDMに、少佐クラスの将校が参加した。

マグェ管区アテッミンフラ生まれの第99歩兵師団本部参謀(二級、兵站)であるヘイントーウー少佐は、彼が任務を命ぜられたシャン州北部ラーショー市から出て3月23日からCDMに参加した。

クーデターを良く思わない将校もおり、CDMに参加する可能性があるとヘイントーウー少佐は述べた。

少佐は「彼らも参加したい気持ちはある」と本紙に今日述べた。

ヘイントーウー少佐はCDMに参加した軍人の中で最も高位の階級である。

ヘイントーウー少佐によれば、春の革命の期間、罪のない国民700人以上が亡くなった暴力的なデモ隊解散をネーピードーにいる国防省特殊作戦指揮官が直接指示しており、現地では軍管区司令官や師団長が指揮監督しているという。

デモ隊を解散させるよう指示している将校は、デモをしている国民がいる場所を戦場のように考え、暴力で解散させるよう指示していること、また、下位の階級の兵士の略奪を上官が見ぬふりをしていることも少佐は述べている。

「略奪をなぜするのかというと、下位の階級の兵士に対し正しいかどうか考える権利を与えずに、お前たちが手に入れた権利だ、ここで戦ったから得られた権利だ(と言っている)」と少佐が述べた。

ヘイントーウー少佐は現在のところ仏門に入っている。

クーデターを起こした軍評議会がデモ隊を暴力的に解散させたために、春の革命で亡くなった罪のない人は738名に上り、実際に亡くなっている人はこの数字より多い可能性がある、と政治囚支援協会(AAPP)が4月19日に発表している。

Myanmar Now
Apr 20, 2021


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翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(SA)
記事ID:5856