軍評議会指導者ミンアウンフラインを逮捕するよう、国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)トップに国民統一政府(NUG)が書簡送付

2021年04月24日付 その他 - ミッズィマ 紙

軍評議会指導者ミンアウンフラインを国際司法裁判所(ICJ)および国際刑事裁判所(ICC)に訴えるため、4月24日に開催されるミャンマー問題についてのアセアン首脳会議に参加する際に逮捕するよう、国際刑事警察機構(ICPO)の事務総長にミャンマー連邦国民統一政府(NUG)内務・入国管理省ウー・ルインコーラッ大臣が書簡を送った。

国連調査団の2018年9月12日発表の報告書によると、ラカイン州とロヒンギャの問題に関連する出来事において国際法に基づき(ミンアウンフラインは)犯罪者の一人として疑いをかけられている。2021年2月1日にミンアウンフラインが国家権力を掌握すると、平和的にデモをしている国民と市民的不服従(CDM)に参加する数百万人の国民に対し暴力的な介入を行っており、4月21日までに739名が殺されCDM参加者を含め3331人が拘束されている。これらの点が先の書簡に含まれている。

さらに書簡には、4月24日ミンアウンフラインがアセアン首脳会議に到着した際の逮捕に向けたインドネシアの警察との協力、警告発出、および必要な支援実施をNUGとしてICPOに要請すること、ミンアウンフラインはヤカイン州で発生したジェノサイドおよび人道に対する罪に対し責任のある人物であり、犯罪者、テロリストであること、違反しているこれらの罪のためにICJおよびICC双方において取り調べなければならないこと、クーデター以降、重ねて犯している人道に対する罪に対しても追訴されねばならないこと、よって、ICPOとしてミンアウンフラインを指名手配犯として認定し、世界各国の警察に最高レベルの警告を出すよう要請したこと、ミンアウンフラインを法律で裁くこと、が記載されている。

Mizzima, 22 April 2021


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翻訳者:ビルマ語メディア翻訳班(SA)
記事ID:5860