チン州ハカ郡で軍とCDF(チンランド防衛軍)が衝突

2021年05月03日付 その他 - ミャンマーナウ 紙
チン州ハカ市チョーボウ地区で,軍評議会の武装勢力と地元民は,本日(5月2日)午後7時頃から銃撃戦を行っている。
「チョーボウ地区では銃撃が行われている。銃声は30発聞こえた。その場所には,軍評議会側が設置したゲートがある。状況は詳細にはまだ分からない」とハカ市の地元民の1人は,本日午後8時頃に本紙に話した。
ハカ市では,軍評議会が逮捕・拘束している人々を,本日午後4時を最終期限として無条件で解放するように,また,定められた時間内に解放しない場合には,軍事的な攻撃を行う旨を,ハカ郡のCDF(Chinland Defense Force,チンランド防衛軍)が発表した。
クーデターを起こした軍評議会の危険から防衛するため,チン州の9郡およびチン州外に住むチン民族の人たちで,4月初旬にCDFを組織した。
ハカ市では,軍事独裁反対デモに参加したことで逮捕された人々を含め,軍評議会によって逮捕された人々は,クーデター後の2月の第三週以降,55人前後となっている。
チン州ミンダッ郡では,先日,軍評議会武装勢力と地元住民との間で4日にわたる戦闘が発生し,武装勢力側には30人前後の死傷者が出た。
本日午後9時過ぎには銃撃は止み,軍側で4名の死者が出た旨を,CDF側が述べた。

Myanmar Now
5月2日


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:NY
記事ID:5882