NUG政府が国民防衛部隊(People Defence Force)の設立を発表

2021年05月05日付 その他 - キッティッメディア 紙

ヤンゴン 5月5日

国民統一政府(NUG)は,5月5日、国民防衛部隊を設立したと正式に発表した。NUG政府の発表によれば,フェデラル軍の前段階として国民防衛部隊を組織したとのことだ。

その声明では,テロリスト軍評議会が,合法的な国民政府から国家権力を不当に奪取し,政府の指導者らを逮捕・拘束しただけでなく,軍事独裁体制に反対する国民を暴力的に弾圧、殺害、投獄し,フェデラル民主主義のために奮闘する少数民族武装革命組織と国民に対し、空爆を含む過度な武力行使による攻撃を続けており、それらは,戦争犯罪にあたると記されている。

テロリスト軍評議会の武装組織は,主権の堅持と国民の人間の安全保障、人間の生存を尊重することなく,国民の生命,財産を侵害、破壊しているほか,国家の政治目標であるフェデラル民主主義連邦の設立をも妨げている。そのような状況において国民統一政府は,国民に対する軍評議会の暴力及び敵対的軍事攻撃を制御終結させることで,70年以上続いている内戦を終わらせ,治安部門を効果的に変革してフェデラル連邦軍を結成するという責務を担うようになったとしている。

そのため,2021年5月5日,防衛に関する政策に従い,フェデラル連邦軍の前段階として国民防衛部隊を正式に組織したと述べている。

Khit Thit Media 20215/5/5


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翻訳者:NY
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