テロリスト集団として認定発表

2021年05月18日付 国営新聞(チェーモン) 紙
テロリスト集団として認定発表

ミャンマー連邦共和国
テロ対策中央委員会
テロ集団認定を発表
声明番号 2021年2号
ビルマ暦1383年 ダグー月黒分12日
(2021年 5月8日)

テロ対策中央委員会は、テロ対策法6条e項と、72条b項をもとに、国家統治評議会の同意を得て、この声明を発令する。

1.非合法組織としてすでに発表した連邦議会代表委員会(CRPH)と、それが組織した統一政府(NUG)は、市民不服従運動(CDM)に参加した人々に暴力行為をするように絶えず扇動していた組織である。それらの扇動により、国内の多くの場所でテロ行為が増えた。CRPHとNUGの先導者らが扇動したことにより、行政機関を破壊するための爆破、殺人、威嚇が増えてきた。
それ以外に、NUGは、国民防衛部隊(PDF)を組織しているとの声明を発表した。NUGとPDFの扇動のせいで、各地域の自衛部隊と名乗って武装化する事態が発生してきている。それらの組織のCDMを行うための扇動、CDMをやらない人々への圧力、学生と教師に学校へ行かないよう奨励すること、学校に登校した人への圧力、暴力行為への支持や暴力行為を実際に行うことに対して注力するといったことは、2014年6月4日に連邦議会法23号として制定されたテロ対策法3条b項、13に含まれる、国民の間に恐怖を生じさせること、政府または国内、国外の組織に対し、違法な行動を強制的にやらせること、または、合法な行動を避けるよう奨励する等を目的とした暴力行為などが当てはまっている。
2.したがって、非合法組織として発表した連邦議会代表委員会(CRPH)が組織した国民統一政府(NUG)、NUGが組織した国民防衛部隊(PDF)と、それらの傘下にある組織全てをテロリスト集団として指定し、発表する。

テロリスト対策中央委員会 委員長


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翻訳者:M.K
記事ID:5916