ジャカルタ、KOMPAS.com配信
ジャカルタ首都特別州のアニス・バスウェダン知事は、現在、ジャカルタでは新型コロナウイルスの新たな局面を迎えていると述べた。
これは、去る日曜日（6月13日）、南ジャカルタ区のクバヨラン・バルにあるブロックSで開かれた会見で伝えられた。
同会見には同知事に加え、ジャカルタ特別州警察署少将ファディル・イムラン氏と、インドネシア国軍ジャヤ師団長ムルヨ・アジ氏も同席していた。

「先月の断食月明けから、我々は新型コロナウイルスの新たな感染拡大の波に直面している。近頃では、ジャカルタだけでなく、国内の様々な地域で感染が急増し始めたことが感じられる。しかしジャカルタでは今こそ、集団的な規律が必要である」と同知事は語った。同知事は、ここ数日で急増しているジャカルタでの新型コロナ感染者数を例に挙げ、「感染者数は11,500件から17,400件に増え、感染者数が1週間で50%増加した」と述べた。

陽性率が9%から17%になった一方で、検査機能は、今週で8倍にまで向上した、と同知事は続けた。「しかし、依然として陽性率は高くなっている。これは検査に上がらない深刻な感染者の増加があることを示している」と同知事は述べた。
更に、病院の隔離病床使用率も高くなっている。
「6月5日時点で45％だった病床使用率は、今日付けで75%になっている」と同知事は続けた。
そのため同知事は関係各所に対し、健康に関するプロトコルを適用するにあたって規律を強めるよう喚起した。

「国民だけ、司法に携わる者だけ、政府だけではできない。全ての人間が共にあらねば対処できない」と同知事は述べた。
同知事は、ジャカルタが極めて緊迫した局面を迎えていると付け加えた。すぐに行動しなければ、州政府は管理しきれないほどの患者に直面し困難に陥るのジャカルタで新型コロナウイルス感染が急増、アニス知事「我々は新たな局面を迎えている」

写真説明：南ジャカルタ市ブロックS地区で会見を開くアニス・バスウェダン・ジャカルタ特別州知事

ジャカルタ、KOMPAS.com配信
ジャカルタ首都特別州のアニス・バスウェダン知事は、現在、ジャカルタでは新型コロナウイルスの新たな局面を迎えていると述べた。

これは6月13日、南ジャカルタ区のクバヨラン・バルにあるブロックSで開かれた会見で伝えられた。
同会見には同知事に加え、ジャカルタ特別州警察署少将ファディル・イムラン氏と、インドネシア国軍ジャヤ師団長ムルヨ・アジ氏も同席していた。

「先月の断食月明けから、我々は新型コロナウイルスの新たな感染拡大の波に直面している。近頃では、ジャカルタだけでなく、国内の様々な地域で感染が急増し始めたことが感じられる。しかしジャカルタでは今こそ、集団的な規律が必要である」と同知事は語った。同知事は、ここ数日で急増しているジャカルタでの新型コロナ感染者数を例に挙げ、「感染者数は11,500件から17,400件に増え、感染者数が1週間で50%増加した」と述べた。

陽性率が9%から17%になった一方で、検査機能は、今週で8倍にまで向上した、と同知事は続けた。「しかし、依然として陽性率は高くなっている。これは、重症者数が増加しているということを示している」と同知事は述べた。
更に、病院の隔離病床使用率も高くなっている。
「6月5日時点で45％だった病床使用率は、今日付けで75%になっている」と同知事は続けた。
そのため同知事は関係各所に対し、健康に関するプロトコルを適用するにあたって規律を強めるよう喚起した。

「国民だけ、司法に携わる者だけ、政府だけではできない。全ての方面が協力し合わなければ対処できない」と同知事は述べた。
同知事は、ジャカルタが極めて緊迫した局面を迎えていると付け加えた。すぐに行動しなければ、州政府は管理しきれないほどの患者に直面し困難に陥るのではないかと危惧している。
「もし行動を起こさなければ、患者が急激に増加した場合、おそらく医療機関は管理しきれないほどの数の患者を対応するために困難に直面する可能性がある」と同知事は述べた。
一方、ジャカルタ首都特別州におけるここ4日間の新型コロナウイルス感染者数は2000件を超えている。去る6月10日には、2096人の感染が確認されている。
また、去る9日、8日にはそれぞれ1371人、755人の感染者が記録されている。
去る6月11日には感染者数が急増し、2293人の新規感染者数が確認されている。
続いて昨日12日には、2455人の感染が確認されている。
最新の報告によると、ジャカルタでの新規感染者数はまたも増加している。本日6月13日は、2769人の新規感染者数を数えている。