カヤン郡へ治安管区州境大臣が訪問後、一部の区長が密かに再度任務に復帰

2021年10月21日付 その他 - ミッズィマ 紙

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ヤンゴン管区カヤン郡で区長が集団で辞任した後、3日の間に軍評議会のヤンゴン管区治安管区州境大臣が訪問し、区長らに再度任務に就くよう促したところ、任務に復帰している人がいることを地元民と防衛部隊がミッズィマに述べた。
「区長を招集し、会議を行っていた。区長の命は保障する、安全も保障する。区長は再度任務に就いてほしい。そのように述べていた。市内第7地区の地区長だとか第12地区の百戸長だとかが現在仕事をしている。村の方はというと仕事をするにはしている状態だ」とカヤン郡国民防衛部隊(PDF)が述べた。
辞任した区長の多数が10月18日に再度任務に就いていることを別のカヤン郡地元民が述べた。
その他にカヤン郡の外部へ出入りをしたい人々は10月18日より区長の承認書を持たなければならなくなり、外部の車両は全て出入りが認められないと地元民らが述べた。
「辞任した区長自ら承認書を発行してあげている。発行しているのは18日からだ。区長のほとんどが正式に発行しているのではない。密かにやっている」と前述の地元民が述べた。
承認書を発行するには地区長に500チャット(約30円)を支払わなければならないことも同氏が述べた。
PDFの1人も「彼らは現在市外への出入りや外出をはじめとした移動に承認書を要求する。彼らのいる道路をうっかり通ってしまうと承認書を求められる。承認書を持っていても、座らされて殴られることもある。また彼らは至るところに軍を配置している。1か所に25人ほどいる」と述べた。
地元PDFは10月初旬に、軍評議会が任命した区長に対し15日以内に役職を辞任するよう警告した。そのように警告した後、カヤン市内13地区と56の村落区から区長64人が10月14日に完全に辞任した。そのように辞任した後3日の間にカヤン市へ治安管区州境大臣自ら訪問し、区長らへ再度任務に就くよう働きかけた。

ミッズィマ 2021年10月21日


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翻訳者:A.I
記事ID:6124