ジャカルタ-バンドン高速鉄道計画の橋げた崩壊の動画が拡散、インドネシア中国鉄道会社の反応

2021年12月09日付 Kompas 紙

ジャカルタ-バンドン高速鉄道計画の橋げた崩壊の動画が拡散、インドネシア中国鉄道会社の反応

ジャカルタ、KOMPAS.com配信-ジャカルタ-バンドン高速鉄道計画の事故を示す動画がソーシャルメディアで話題になっている。 動画では、建設中の鉄道の橋げたが崩壊し、近くの2台の掘削機にぶつかっているのを見ることができる。

上述の出来事を受け、インドネシア中国高速鉄道株式会社(KCIC)は直ちに関連する請負企業を招集し、調査を実施した。同社はまた、同様の事件が二度と起こらないように、関連する請負企業に直接警告を発した。
「インドネシア中国鉄道会社は許容範囲を超えた建設工事のミスがあったことを容認していない」と、インドネシア中国鉄道会社のドゥウィヤナ・スラメット・リヤディ社長が去る12月8日の説明で述べた。
ドゥウィヤナ取締役社長が説明したところでは、その出来事はジャカルタ・バンドン高速鉄道のための柱あるいは桟橋の取り壊し作業の組み立て時に発生した。しかし、会社の調査結果によると、その取り壊し作業の過程は、実施された作業の基準に従うことなく行われた。

「建設業者は業務手順を遂行する上で不注意であった。そのため使われていた掘削機の上に橋げたが落下したのだ」と彼は言う。

「我々はすぐ建設業者を呼び、同じような出来事が二度と起こらないように、Tim チームエンジニアリングとEHS&Sによって規定されている作業手順にすべての従業員が従うよう忠告した」と続けた。
カラワン州ジャンベ湾のDK46号橋で発生した事故に関して、死者はいないとドゥウィヤナ氏は確認した。事故現場にいた職員は逃げ出すことができたという。

「この事件は私たちにとって重大で注意を要するものです。綿密な調査を即座に行い、結果を待っています」と同氏は述べた。


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翻訳者:畑下稜
記事ID:6201