テロリスト軍部が原因で戦火が広がってきたレーケーコー

2021年12月16日付 その他 - デルタニュースエージェンシー 紙

カレン州ミャワディー郡レーケーコー新町で本日12月16日午前中にも戦闘が続けて広がっていき、地元住民と避難民のほとんどが避難した。

現地の情報によるとレーケーコー周辺のティーメワーキー村小学校、僧院と教会2か所には難民が1500人前後避難していて、パルー村小学校でも難民数が500人ほどいる。

テロリスト軍部がレーケーコー市第6地区と第3地区の中にある難民らの家々へ押し入り強盗をはたらき、住宅地の中を武器で銃撃していると現地の情報から分かった。

メードタレー、ミンレッパン、パルージー、パルーレー、パヒカロー、ヤデーグーなどの戦闘地域に含まれる村に住む住民は近くの山林へ逃げて一部はタウンイン川を渡ってタイ側へ移動して避難しなければならない。

「難民たちのための緊急支援には今、毛布、防寒着と食料が必要だ。なりゆきのまま山林の中で暮らさなければならなかったり、近隣の教会に避難していることもある。急いで逃げなければならなかったので食料と衣服が必要で、道路が完全に封鎖されてしまった(所に住んでいる)人々はなるようになれといって、タウンイン川を歩いて横断しなければならないこともあり、タイ側も少し脅かすために銃を撃つこともある。タイ側の畜産農場にも数百の難民たちがいて、ほかの場所にもいるだろう」とある難民が話した。

昨日の戦闘で軍の大尉1人、軍曹1人、伍長1人、兵士1人を含む4人が亡くなり、中佐1人、大尉1人、兵士1人を含む3人が負傷したということが地元の情報から分かった。

負傷した人々を軍が引き取るために議論していたが、軍が交渉を辞めたので交渉計画は打ち切りとなったことが分かった。

テロリスト軍部はレーケーコー市で一部の避難民と一部の地元住民を逮捕した後、戦闘を軍のほうから開始した。

デルタニュースエージェンシー 2021年12月16日


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:K.Y
記事ID:6208