空爆に対する不安から、レーケーコーの避難民、再び移動

2021年12月21日付 その他 - カレンインフォメーションセンター 紙

軍評議会の軍用機による空爆に対する不安から、ミャワディー郡南部パルーレー村へ逃れてきた地元民は、本日12月21日朝に現在の避難所から遠く離れた場所へ再度避難していることが分かった。
12月19日に発生したパルージー村軍評議会軍とカレン民族解放軍(KNLA)合同軍との間の戦闘によって、戦闘地域5村の地元民1500人以上が、最初に戦禍を逃れていたパルージー村の避難所から、タウンイン川を渡りタイ側メーコーキン村側へ避難し、川を泳いで渡れずに残っている約2000人はそこからパルーレー村側へ一晩かけて移動していた。
上記の避難民に対し救援活動を行っている人は「今はというとパルージー、パルーレー村側へ、レーケーコー、ティーメワーキー、メードタレー、ミンレッパン、ヤデーグーの住民が一斉に避難したため、今はこの2つの村に人々が集中している。避難民がものすごく増えているのでトイレや飲料水の使用に困難が生じている。食料は村に雑貨屋があるのと、メーサウ側から協力している人が運んできた飲食物で全て調理して提供している」と述べた。
本日12月21日は、戦闘は落ち着いているが、レーケーコーのスウェドーアミャウ丘とパルーパヤー丘、アミャウ丘にいる軍評議会軍内部では、将校と部下の兵士との間で信頼と服従が失われており、食糧と飲料水が底をついて地元の村の責任者のもとへ連絡し援助を要請していることが分かった。
上記のレーケーコーとパルー地域内で6日間経過している戦闘により、タイ側へ渡る人とミャンマー側沿岸の村々に残っている人は合計でおよそ1万人にのぼっており、地上での戦闘の発生、軍用機による空爆に対し、戦闘避難民の不安が高まっている。

2021年12月21日 カレンインフォメーションセンター


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翻訳者:A.I
記事ID:6209