軍評議会の空軍、入隊者減少で6年生修了者から募集を開始

2021年12月29日付 その他 - エーヤーワディタイムズ 紙

軍評議会は、その支配下にある空軍に入隊を希望する場合、6年生を修了した学歴を持つ者から入隊できると発表して、新しい兵士を募集していることがわかった*。

以前、軍がクーデターを起こす前の、軍評議会の海軍と空軍に入隊する条件は、学歴が高等学校以上の人だけを募集していた。現在は入隊希望者が少なくなっているため、6年生を修了した人にまで募集をかけていることがわかった。

「以前は海軍と空軍は、最低でも10年生まで進級した人だけを募集していた。10年生に進級しなかった9年生や9年生修了者となると、私たちは10年生に進級した証明書をもらえるように偽造しなければならなかった。それでやっと空軍募集に受け入れられた。もちろん10年生を修了した人がより好まれた。今はその学歴で入ってくる人がいないのか、少なくなっているのかで、学年を下げることになったのだろう。6年生は、以前なら陸軍でさえ戦闘部隊くらいしか採らなかった。実働部隊というと、その学歴から集めることはできなかった」と、地方出張をして新入隊員を集めている人が、エーヤーワディタイムズに話した。

それ以外に軍評議会は、10年生修了者に彼らのプロパガンダ新聞を通じて関連する軍事大学の募集をかけており、今のように新聞で新たに応募を呼び掛けているのは、今初めて見ることを、同氏は続けて話した。

軍評議会としては、彼らの支配下にある軍隊に入隊する人が減っているため、あらゆる手段で募集をかけており、空軍の他に陸軍兵士の募集も、4年生修了まで学歴を下げていることもわかった。

へインサン、 エーヤーワディタイムズ 12月28日

* 募集要項では年齢は、18歳から25歳の間、とされている。


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翻訳者:M.K
記事ID:6228