軍評議会は消防隊員の妻を軍事訓練に参加させるため、名簿を作っている

2021年12月30日付 その他 - エーヤーワディタイムズ 紙

軍評議会の下にある、内務省ミャンマー消防局の消防隊員の妻を軍事訓練に参加させるため、名簿を作成し送るように消防局本部が指示していることが、消防隊員関係者によって分かった。

その名簿作成要請書では、消防隊員の妻を50歳以上、50歳未満、妊婦、というように分けて名簿を作らねばならず、50歳未満の人が訓練に参加しなければならないという。

「警察官の妻に軍事訓練をさせていることは知っている。初めは私たちには関係ないと思っていた。今、私たちの妻を軍事訓練に参加させるために名簿を要求している。銃は、今まで一度も私たちでさえブレずに撃ったことはない。今は、消防隊員の妻を訓練するらしい」とヤンゴン管区消防隊員のうちの1人がエーヤーワディタイムズに話した。

その名簿は今月中に提出を要請してあり、来年1月から消防隊員の妻にも軍事訓練を開始することがわかった。

軍評議会の下にある内務省管轄下のすべての部局の職員の妻と夫を軍事訓練に参加させるよう指示があり、警察、刑務局も含まれているという。

軍評議会は消防隊を軍の予備組織とみなしており、自分たち軍評議会の軍人の妻を軍事訓練に参加させ警備をさせているように、消防隊員の妻も軍事訓練に参加させ、自分たちの勢力を補充する準備を整えてきているということだ。

エーヤーワディタイムズ 12月28日


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翻訳者:Y.N
記事ID:6229